多摩動物公園駅に併設されていた京王電鉄のアミューズメント施設「京王れーるランド」が10月10日(木)リニューアルオープンしたのでさっそく行ってきました。
レールランド開設10周年、京王創立100周辺の記念事業ということで面積が一挙に8倍に、実車展示も加わって本格的な鉄道博物館に変身していました。
3連休初日。天気もよく大賑わいかと予想したのですが、朝イチ入場グループがだいたい入り終わった直後の時間帯だったので、案外すんなり入れました。
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駅にあるのと同じ券売機で入場券(大人1日250円)を買い、これも実物と同じ自動改札機を通って入場します。さすがにパスモ・スイカで直接スイーっというわけにはいかないみたいです(^^;
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入ってすぐ右手の隅っこにあるのがミニ・運転シミュレーター。
結構本格的っぽくて、既に満員御礼です。。
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その隣にはなんとバスが置かれています。日産ディーゼルKC-RN210CSN型1996年式。
れーるランドにバスが?と思われるかも知れませんが、狭あい路線用にメーカーと京王がコラボして開発した、記念すべきワンステップ小型バスなのです。その寸詰まりの形状から「チョロQ」の愛称で親しまれました。
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その向かい側にあるのが目玉のひとつ、自分で運転できる大ジオラマ運転場です。
以前のNゲージから16番にスケールアップして迫力満点です。なんかやたら鉄橋が多いイメージですが?(笑)
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その奥にあるのが6000系のカットボディを使った運転シミュレーター。
こちらも午前中の整理券配布は終了!と人気のようでした。
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一番奥の隅にあるのが本物の車輪やパンタグラフを置いた「電車のしくみ」コーナー。
実車のパーツや映像資料などで電車の動くしくみを解説したコーナーです。
写真は私鉄電車の定番?PT42パンタグラフです。
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そして、突き当りのもうひとつのコーナーが「車掌体験」なのですが、使われているカットボディに注目です。
わかる人にはわかるというシロモノですが、ラッピングを施されて動物園線で最後まで活躍した6000系5扉車、6022Fの先頭車クハ6772号車のカットボディなんですね。
ラッシュ時のダイヤ乱れ解消の救世主として登場した6000系5扉車でしたが、乗車位置がずれて混乱するとして晩年は一部が4扉に改造され、改造されずに残った4連が動物園線で最後の活躍を見せていました。
戸袋窓のない車体は6000系グループの中でも異彩を放っていましたが、廃車後も保存されていたとは知りませんでした。
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2階はプラレールなどで遊べるキッズコーナーとコレクションギャラリー、そして休憩スペースがあります。
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そして1階の建物反対側にあるのがもう一つの目玉、実車展示コーナーです。
こちらにも自動改札機が設置されていますが同じ入場券で1日何度でも入出場できます。
屋外ですが屋根が設置されているので車両の保存条件としては良いといえるでしょう。
ちなみに外周に沿って5インチゲージの「ミニ電車」(別料金)も運転されています。
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展示車両は次のとおりです。
6000系デハ6438。都営新宿線乗入れ用の増結2連口として活躍した車両です。
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界磁チョッパ制御だったこのクルマは電制用の大きな自然通風式抵抗器を吊り下げていました。
これぞ電車!っていう床下にご注目ください。
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3000系クハ3719。ご存知井の頭線のステンプラカーの吉祥寺方先頭車。お面はパノラミックウィンドウに改造されてしまいましたが、バッド社のライセンスで製造された初期のステンレスカーとして貴重な車両です。
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5000系クハ5723。京王といえばコレ(笑)。5000系5023Fの新宿方先頭車です。美しい!!
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クハ5723と後に出てくるデハ2015、デハ2410は車内に入れます。
5723の車内。これこれ、このエンジのモケットのシートと乗務員室の仕切り扉のルーバーが懐かしいんです!
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2010系デハ2015。グリーン車と称されたグループの新宿方制御電動車です。湘南顔がイイですね。
緑色は吊り掛け・・・じゃないですよ。中空軸並行カルダンドライブの立派な「新性能電車」です。
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デハ2410。前身である京王電気軌道からの引継車でこちらは吊り掛け。1500V昇圧後はデハ220形を名乗ってたんじゃなかったかな?
このあたりになると説明が怪しくなるのでWikiなり京王に詳しいサイトを検索してください(笑)
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いかがですか?皆さんもぜひ遊びに行ってみてください!
オマケ
多摩動物公園駅ホームでは折り返し待ちの8000系を使ってヘッドマーク撮影会?が行われていました。
これは懐かしの京王八王子行特急「陣馬」号につけかえようとしているところ。
しかしアタッチメントが対応しておらず、結局連結器の上に乗っけて撮影していました(^^
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レールランド開設10周年、京王創立100周辺の記念事業ということで面積が一挙に8倍に、実車展示も加わって本格的な鉄道博物館に変身していました。
3連休初日。天気もよく大賑わいかと予想したのですが、朝イチ入場グループがだいたい入り終わった直後の時間帯だったので、案外すんなり入れました。

駅にあるのと同じ券売機で入場券(大人1日250円)を買い、これも実物と同じ自動改札機を通って入場します。さすがにパスモ・スイカで直接スイーっというわけにはいかないみたいです(^^;

入ってすぐ右手の隅っこにあるのがミニ・運転シミュレーター。
結構本格的っぽくて、既に満員御礼です。。

その隣にはなんとバスが置かれています。日産ディーゼルKC-RN210CSN型1996年式。
れーるランドにバスが?と思われるかも知れませんが、狭あい路線用にメーカーと京王がコラボして開発した、記念すべきワンステップ小型バスなのです。その寸詰まりの形状から「チョロQ」の愛称で親しまれました。

その向かい側にあるのが目玉のひとつ、自分で運転できる大ジオラマ運転場です。
以前のNゲージから16番にスケールアップして迫力満点です。なんかやたら鉄橋が多いイメージですが?(笑)

その奥にあるのが6000系のカットボディを使った運転シミュレーター。
こちらも午前中の整理券配布は終了!と人気のようでした。

一番奥の隅にあるのが本物の車輪やパンタグラフを置いた「電車のしくみ」コーナー。
実車のパーツや映像資料などで電車の動くしくみを解説したコーナーです。
写真は私鉄電車の定番?PT42パンタグラフです。

そして、突き当りのもうひとつのコーナーが「車掌体験」なのですが、使われているカットボディに注目です。
わかる人にはわかるというシロモノですが、ラッピングを施されて動物園線で最後まで活躍した6000系5扉車、6022Fの先頭車クハ6772号車のカットボディなんですね。
ラッシュ時のダイヤ乱れ解消の救世主として登場した6000系5扉車でしたが、乗車位置がずれて混乱するとして晩年は一部が4扉に改造され、改造されずに残った4連が動物園線で最後の活躍を見せていました。
戸袋窓のない車体は6000系グループの中でも異彩を放っていましたが、廃車後も保存されていたとは知りませんでした。

2階はプラレールなどで遊べるキッズコーナーとコレクションギャラリー、そして休憩スペースがあります。

そして1階の建物反対側にあるのがもう一つの目玉、実車展示コーナーです。
こちらにも自動改札機が設置されていますが同じ入場券で1日何度でも入出場できます。
屋外ですが屋根が設置されているので車両の保存条件としては良いといえるでしょう。
ちなみに外周に沿って5インチゲージの「ミニ電車」(別料金)も運転されています。

展示車両は次のとおりです。
6000系デハ6438。都営新宿線乗入れ用の増結2連口として活躍した車両です。

界磁チョッパ制御だったこのクルマは電制用の大きな自然通風式抵抗器を吊り下げていました。
これぞ電車!っていう床下にご注目ください。

3000系クハ3719。ご存知井の頭線のステンプラカーの吉祥寺方先頭車。お面はパノラミックウィンドウに改造されてしまいましたが、バッド社のライセンスで製造された初期のステンレスカーとして貴重な車両です。

5000系クハ5723。京王といえばコレ(笑)。5000系5023Fの新宿方先頭車です。美しい!!

クハ5723と後に出てくるデハ2015、デハ2410は車内に入れます。
5723の車内。これこれ、このエンジのモケットのシートと乗務員室の仕切り扉のルーバーが懐かしいんです!

2010系デハ2015。グリーン車と称されたグループの新宿方制御電動車です。湘南顔がイイですね。
緑色は吊り掛け・・・じゃないですよ。中空軸並行カルダンドライブの立派な「新性能電車」です。

デハ2410。前身である京王電気軌道からの引継車でこちらは吊り掛け。1500V昇圧後はデハ220形を名乗ってたんじゃなかったかな?
このあたりになると説明が怪しくなるのでWikiなり京王に詳しいサイトを検索してください(笑)

いかがですか?皆さんもぜひ遊びに行ってみてください!
オマケ
多摩動物公園駅ホームでは折り返し待ちの8000系を使ってヘッドマーク撮影会?が行われていました。
これは懐かしの京王八王子行特急「陣馬」号につけかえようとしているところ。
しかしアタッチメントが対応しておらず、結局連結器の上に乗っけて撮影していました(^^

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