下回り関係を続けます。お次は台車。
実車はTS301という台車を履いています。模型でもエンドウなどから出ていますが、今回は手持ち台車を消化するため、日光のTS316(伊豆急用)を改造することにします。外見はパッと見、違うタイプに見えますが、TS301の直系の進化版がTS316なのだそうで、これは実際に改造してみてなるほどと納得しました。ただしホイールベースが全く異なり、TS301(30mm)に対して26mmと4mmも短いため、少し違った雰囲気になるのは避けられません。
こちらが改造前の姿。旧作の京王5000系に履かせていたためブレーキシューが既に折り取ってあり、だいぶコンパクトになっています。
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まず、メインフレームの両サイドを削ってさらにコンパクトにします。あわせて軸バネ部分のモールドも削り落します。元の塗装を剥がしてから作業すればいいものを、本当に改造で似るのかを早く知りたかったので、そのまま先走りました。
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そして、ここは温存しようか迷ったのですが、一体成型になっているボルスタアンカの中をくり抜きました。TS301の特徴ともいえる『横梁』をうまく表現するには、やはりここに部材を貫通させるのが一番と判断したからです。
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これがその『横梁』です。ペーパーの4枚重ねでブロックを作り、瞬着で固めたあと上下の丸みを削り出し、サフを吹いて軽くペーパーがけしました。台車側の取付部の高さに差があるため2種類あり、上がボルスタアンカ側用、下がその反対側用です。
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これを瞬着でメインフレームに貼り付ければ完成。TS316が無事、先祖帰りを果たしました。
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ちょっとミニサイズですが、こっそり走らせる分にはバレない程度には似たのではないでしょうか。
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実車はTS301という台車を履いています。模型でもエンドウなどから出ていますが、今回は手持ち台車を消化するため、日光のTS316(伊豆急用)を改造することにします。外見はパッと見、違うタイプに見えますが、TS301の直系の進化版がTS316なのだそうで、これは実際に改造してみてなるほどと納得しました。ただしホイールベースが全く異なり、TS301(30mm)に対して26mmと4mmも短いため、少し違った雰囲気になるのは避けられません。
こちらが改造前の姿。旧作の京王5000系に履かせていたためブレーキシューが既に折り取ってあり、だいぶコンパクトになっています。

まず、メインフレームの両サイドを削ってさらにコンパクトにします。あわせて軸バネ部分のモールドも削り落します。元の塗装を剥がしてから作業すればいいものを、本当に改造で似るのかを早く知りたかったので、そのまま先走りました。

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これがその『横梁』です。ペーパーの4枚重ねでブロックを作り、瞬着で固めたあと上下の丸みを削り出し、サフを吹いて軽くペーパーがけしました。台車側の取付部の高さに差があるため2種類あり、上がボルスタアンカ側用、下がその反対側用です。

これを瞬着でメインフレームに貼り付ければ完成。TS316が無事、先祖帰りを果たしました。

ちょっとミニサイズですが、こっそり走らせる分にはバレない程度には似たのではないでしょうか。

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