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房総海水浴列車の製作(キハ16、18の下回り組み立て)

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こんにちは。キハ16、18の下回りの組み立てに入りました。動力車となるキハ16は、先日秋葉原で入手したモーターを搭載して走行テストを行いました。


キハ16のパワーラインは基本的には先に製作したキハ17と同じで、ミッドシップモーター+MPギヤの1台車駆動です。前回はアガチス板から床板を切り出し、モーターやドライブシャフトなどの空間をくり抜いたのですが、今回はモハ110ペーパーキットに入っていた穴アキ床板を利用し、くり抜きの手間を半減しました。最近作る車はすべてMP動力にしているので、穴アキ床板が大量に余っているのです。。




ドライブシャフトの逃げスペースとモーターの落とし込みスペースをくり抜きます。もう少し小さめでも良かったかも知れません。これだとエンジン架装フレームを吊るための横梁を新たに作らないとダメかな・・・。モーターはMCR3B00の代わりに購入したマブチFK-130SHで、MCRより長いですが天地寸法は大幅に低くなるため、おそらく窓から目立ちにくいのではないかと思います。幅はそこそこあるので、日光の床下機器を使う場合は残念ながら半床下架装はできません。




MPギヤは手持ちのWB=26mmのシャフトを切って24.5mmに変換。切り粉が入らないようマスキングテープで養生してカットしました。手前に転がっているのが連結用の真鍮パイプ(φ2.4-2.0)です。




前回はMPボルスターへ換装するため台車側のストッパー(前後方向の回転止め用突起)を削ってしまいましたが、高さ、幅ともに合うボルスターが見つかったのでそれを使いました。もうひと手間かけて軸受メタルを打ち込みたいところですが、暑くてその気が起きないのでパス(笑)。




真鍮パイプでドライブシャフトをつなぎ、WB=24.5mmになるように少しずつ叩きながら調整。




台車枠、ボルスターと合わせれば動力台車が完成。ボルスターは前回同様やや山型になるように曲げ直し、真鍮パイプの肉厚分だけセンターピンネジとのクリアランスを広げてあります。




横から見たところ。モーターの床下への出っ張りが少ないため、前回はすべてカットしてしまったラジエーターの風洞パーツもそのまま活かせるかも知れません。




まったく未知のモーターのため、一応、走行テストをすることにしました。モーターはとりあえずマスキングテープで仮固定してあります。




音は静かでスローも効き、MCR3B00と比べてもそん色ない走りでした。スピードは心もち遅めかなという印象で、パワーについてはトレーラーを牽かせたり勾配運転をしてみないとわかりませんが、1両で走るぶんにはまったく問題なさそうです。ちなみに載せているのはウェイト代わりのカッター替刃(^^;




とりあえず及第点のFK-130SHですが、取付穴の位置がここじゃあブラケットも作りにくいなぁ・・・。いっそのこと結束バンドで巻いちゃう!?(笑)




一方のキハ18。こちらはトレーラー仕様なので台車、ボルスター、床下機器をオーソドックスに組み付けました。芯皿と床板の間にはt1.2mmプラ板を挟んで嵩上げしてあります。





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L特急「わかしお」を仕立てる

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こんにちは。今日は朝からゲリラ豪雨が何度となく襲ってきています。台風も仲良く3つ押し寄せてくるし、これはもう部屋にこもって鉄道模型でも作るしかありません。まあ台風来なくても作ってますが・・・


友人O氏の形見はこれまでも何度か登場していますが、まとまった編成モノのひとつが、このエンドウの183系0番台です。クハ2両にモハユニット3組、そしてサロを合わせた9両で房総特急のフル編成が再現できるのですが、共通運用であった「あずさ」にするつもりで譲り受けて来たものです。レイアウトが改修工事に入ってしまったこともあり、箱を開けてチラッと中を見ただけで押し入れに仕舞いこんであったのですが、一般型気動車編成や153系急行「内房」といった房総方面列車が増殖してきたこともあり、いっそ純粋な房総特急として仕立てようかと思い直し、少しずついじっていくことにしました。




153系を「内房」にしたので、こちらは外房線の「わかしお」にするつもりでクハ2両を箱から出したところ、なんとすでに前オーナーの手で「わかしお」のイラスト入りヘッドマークシールが貼られていました。なんという偶然。しかも1両はジャンパ栓も偶数車用(向かって左)に移設してありました。同封の説明書によると出荷状態ではすべて奇数車用(向かって右)になっているとのことです。




仕立てるといっても完成車ですから、あとは形式番号インレタや側面方向幕、種別サボなどを貼り付ける程度の作業ですが、ジャンパ栓が移設されたクハもさすがに車内のシートの向きまでは変えられていませんでした。他の中間車はすべて下り向き(東京駅を出発する時の向き)にシートがセットされているようなので、この偶数向きクハのシートもこれらに合わせることにしました。まず床板をはずします。床下機器取付板の下にネジが隠れているので床下機器もいったん外す必要があります。




シートは片側2ヶ所のネジで留めてあるので、緩めてスライドさせれば外れます。




シートカバーをシール紙で・・・ということも脳裏をよぎりましたが、今回の作業はとりあえず外側のドレスアップを中心にやることにしてパス。実は車体をバラしてわかったのですが室内灯が電球式だったので、どうせ内装に手をつけるならLED化も一緒にやろうかと思っている次第です。




上が安房鴨川向き奇数車、下が東京向き偶数車です。




車号は次を予定しています。
↑安房鴨川
9号車 Tc183-5
8号車 M183-7(M)
7号車 M182-7
6号車 M183-8(M)
5号車 M182-8
4号車 M183-9(M)
3号車 M182-9
2号車 Ts183-3
1号車 Tc183-6
↓東京


183系0番台の写真を探したらこんなのが出て来ました。どこかの駅の1番線にたたずむ「さざなみ」のクハ183です。露出不足なうえに決め手となる駅名票なども写っていないのですが、どうやら昔の新宿駅1番線ホームで1975年頃に撮影したもののようです。左側の貨物側線には黒貨車が止まっていて、駅の外には高いビルは見当たらず、およそ今の新宿駅からは想像できない光景ですね。ちなみに「あずさ」に投入されている183系0番台の写真をこちらのエントリーに載せてありますので併せてご覧ください。





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続・L特急「わかしお」を仕立てる

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こんにちは。183系L特急「わかしお」のドレスアップの続きです。


2005年の製品なのでナンバーインレタがうまく着くか心配でしたが、ちょっと糊がヘタッっているものの、なんとか無事転写することができました。数字はバラ数字を拾ってくるタイプなのでタテヨコを揃えるのに気を使いました。5がひしゃげてる(T_T)




ワイパーは車体側の取付穴がないため、エッチングパーツの根元をごっそりカットしてごく少量のセメダインスーパーXクリヤで窓枠に接着しました。強度を考えるとブレードの裏側あたりも接着しておきたいところですが、位置修正がきかない一発勝負になってしまうのでやめました。箱の出し入れの時に引っかけなければ大丈夫でしょう。




方向幕とサボ類はPCで自製しました。いかんせん資料がないためネットで検索して類似の画像を集め、Wordで原稿を作って写真シールにプリントしました。電照式の側面方向幕はまあなんとかそれらしく出来たのですが、列車名の愛称サボと列車種別サボは決定打がみつからなかったので、推測のもとに作ってあります。すなわち、列車名サボは「わかしお」の下側に指定席は緑色、自由席は紺色の地にそれぞれ「指定席」「自由席」と入れ、L特急マークを添えました。また、列車種別サボは、指定席は「特急」の下側に同じく緑地で「指定席」と入れましたが、「自由席」と入ったものはみつからなかったので、赤地に白抜きで「LTD. EXP.」と入れました。ただ、ここまでこだわってはみたものの、プリントしてみると完全に潰れていて読めませんので違っていても無問題です。(笑)




車体に貼り込んだところ。方向幕は字の潰れもほとんどなく綺麗にできました。




なお、資料不足のため、編成中の指定席と自由席の位置特定にも大変時間を費やしました。やっとのことでこちらのサイトにたどり着き、昭和53年1月の編成記録で、グリーン車を含む東京寄りの4両(1~4号車)が指定席、その他の5~9号車が自由席であることがわかりました。編成を同じくする「さざなみ」「あやめ」「しおさい」も同じであったようです。大変参考になり感謝しています。



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岡山の電車とバス

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こんばんは。トリプル台風が猛威をふるいましたが皆様の地元は大丈夫でしたか?

私はこの月、火で四国への出張を入れており、月曜の夕方の羽田発便で現地入りする予定でしたが、台風9号がもろに関東直撃との予報が出ていたため、安全をみて朝の新幹線で東京を脱出することにしました。

東京駅を出発する頃は風雨が強まり、新幹線さえも止まるのではないかとの不安がよぎりましたが、なんとか脱出は成功し、乗り換え地点の岡山まで定時でたどり着きました。ここから10分接続の特急「南風」に乗りますが、目的地には今日中に入ればよいので、1時間後の列車に乗ることにして駅前と駅ナカをブラついて写真を撮ることにしました。


岡山で降りたのはもう何年前、いや何十年前だったでしょうか?前回の記憶がないのでまったく初めて降り立った気分です。駅前の地下道を抜けて岡電の電停の向かいへ。止まっていたのは8501号車でした。車体は新しめですが下回りは旧型のようです。調べたところ、東武日光軌道線より転籍した3000形の電気品を流用して車体を新製した車両とのことで、形式は7900形なのだそうです。岡電の車両形式は会社の創立年である1910年を基準に決められているとのことで、1989年(創立79年目)にこのシリーズの1号車となる7901号車が製造されていることから「7900形」なのだそうです。おもしろいですね。




8501はほどなくして発車してしまい、代わって、いわゆる次世代型超低床トラムがやって来るのが見えました。




発車ホームに静々と入線した車両は側面に「momo2」と書かれています。車番は1011AとB。これも調べてみたところ、なんと形式としては9200形なのだそうです。導入1号車となる「momo」が創立92年目となる2002年にデビューしており、101年目の2011年にデビューしたので車号だけ101を冠することになってしまったということのようです。車内は近年の主流となっている100%低床式だそうですが、時間の関係で乗車体験はできませんでした。




帰ってから調べたところ、1980年に同じ場所で撮った写真が出て来ました。3005の車号が読める車は紛れもなく東武日光軌道線の面影をとどめる前面2枚窓の路面電車。左後方に岡山駅の新幹線ホームが見え、バックの建物は「岡山会館ビル」と呼ばれ、西日本随一の規模を誇ったそうです。経営難から別の所有者の手に渡り、1枚目と3枚目の写真に見えるように今ではビックカメラやダイワロイネットホテルなどが入っています。




かわってこちらは2502の車号が書かれたやや小振りな車両。元は呉市電の700形とのことで、こちらも車体更新して7300形として生まれ変わっているようです。バックの建物はこの当時はダイエーが核店舗として入店していた再開発ビルのようで、現在はダイエーが撤退したものの、2枚目の写真のように「ドレミの街」と名付けられた複合商業施設に生まれ変わっています。電車の脇に見える「ロッテリア」は現在は「ミスタードーナツ」に代わっていました。




ところで上の写真の左端に岡山電気軌道のバスの頭が写っています。懐かしい塗装ですが現在はすでに消滅しました。ブルーは取り入れているものの今では白ベースのこんなシンプルな塗装になってしまいました。この車は今回たまたま撮影したものですが、民間バス事業者として初となるバイオディーゼル燃料(BDF=天ぷらの廃油などを精製したもの)試験車だったようです。まだ試験中なのか、すでに軽油に戻されてしまったのかは不明ですが、たまたま撮ったバスが1台しかない車両だったとは驚きです。




そして駅の中でも「たまたま」が発動されます。そろそろ特急の発車時刻も迫ったので「たまたま」撮影した117系普通電車。JR西日本の地域色の中でもひときわビビッドな色合いの「濃黄色」をまとったクハ117-15以下「岡オカE04編成」の4連ですが、最後まで「サンライナー色」で残り、7月末に黄色に塗り替えられたばかりとのことです。改めてよく見るとツヤツヤしています。




そしてこちらは115系クハ115-2115以下「広セキL-17編成」の4連です。地元では珍しくないのかも知れませんが、115系の黄色一色塗りは初めて見たのでかなり衝撃的でした(117系も同じですが・・・)。




というわけで、36年前の写真も交えて岡山の小ネタをお届けしました。
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房総海水浴列車の製作(キハ45の車体組み立て・その2)

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こんばんは。房総トリオのうち、特急「わかしお」と急行「内房」が整ったので普通気動車編成の製作に戻ります。


まずはキハ45から。今回の編成中、唯一の屋根板を使った車体なので、ヘッドライトまわりの「仕込み」を済ませてから屋根板を貼り合わせることにします。屋根板の先端には、すでにヘッドライトとアンドン方向幕を避けるための切り欠きが入れてあります。アンドンはアクリルブロックの後方から白色LEDで照射することにして、室内灯用のアクリル導光材の端切れからこのようなブロックを切り出しました。U字形の切り欠き部にφ3mmLEDが収まります。




アクリルブロックの下側にアルミテープを貼って遮光。さらにヘッドライトとアンドン用LEDの底面付近にもマットブラックを塗り込んで後方に光が漏れるのを防ぎます。




屋根板と車体をボンドで接着。前頭部付近で屋根板にわずかな反りがみられたため、写真のようにミニクランプで挟んで乾燥を待ちました。輪ゴムをきつく巻くことはありますが、ここまでがっちり矯正するのは珍しいです。というのも、屋根板が浮き上がってしまうと、先ほど組み込んだアンドンのアクリルブロックが表示窓の上の方にズレてしまうので、なるべくすき間ができないように固定する必要があるのです。




車体と屋根板が固定されたら、すき間に目止めのタミヤパテを盛り上げるように塗り込みます。これは有機溶剤系で割と派手にヒケが出るのですが、値段も手ごろでなんとなく扱いやすいためズルズル愛用しています(笑)。この後、屋根に溶きパテを塗り、車体全体にサフを吹いて生地仕上げを行う予定ですが、天気が良くないのでどうなりますことやら・・・。




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房総海水浴列車の製作(キハ16の下回り組み立て・その2)

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こんにちは。試験走行でOKを確認していたキハ16の下回りを完成させました。


FK-130SHモーターは従来のMCR3B00よりも高さが低いので、底部が床板の厚み分だけ潜る程度の「ほぼ床上架装」スタイルとしました。ブラケットはt0.5mm真鍮板から切り出したもので、軸側は左右一体に切り出すのが面倒だったので、L字形に曲げた2片の独立したもので支えることにしました。




反対側は軸受の凸部に合わせてφ6mmの穴を開けたもので支えます。




ちょうど真下にラジエーターがあるので、その上面にタップを立ててモーターブラケットと一緒にネジ止めしました。モーターの傾斜に合わせてラジエーター本体や付属品の上部を削ってあります。




エンジンは、キハ17の時は架装フレームをややハの字形にしてなんとか4本のステーを床板に接着できたのですが、今回は床板の穴を大きくしすぎてしまったため、台車側のステーの上半分をカットし、真鍮板から切り出した帯板を添えて床板にネジ止めしました。エンジン本体の上部をドライブシャフトに合わせて斜めに削ってあるのもキハ17の時と同様です。




床下機器とモーターの位置関係を横から見るとこうなっています。エンジンの取り付け高さがおかしいのはこの後修正しました。




下側から見たところ。袋詰めされた床下機器パーツはすべて使い切ることができました。




床上から見たところ。MCRよりパワーダウンしましたがコンパクトに収まっています。




高さが低いので窓から見える部分が少なく目立ちません。





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モハ114のCP置き場

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こんばんは。9月に入りました。千葉の気動車編成は、ついに海水浴運用に入ることなくシーズンを終えることになりそうです。まあ急行「内房」とL特急「わかしお」がその任務を果たしてくれたのでよしとしましょうか(爆)。


ということで、キハ17、45などは仕掛品箱行きになりそうな勢いですが、とりあえず「仕掛品展示場」常備として、いつでも再開できる状態にはしておきたいと思います。


かわって「仕掛品展示場」より久々に115系が工場入りしました。小高キット組みのこの8連、当初、動力はインサイドギヤ方式で床下機器もカツミのプラ一体成形品でいいやと思っていたのですが、動力をMPギヤ+EN22モーターに変更したあたりから欲が出始め、床下機器もなるべく実物に似せようという気になってきました。

とりわけ動力車となるモハ114については、見た目もさることながら、モーターやウェイトを避けるために床下機器の裏側をガリガリ削るのが(プラとはいえ)面倒だったので、エンドウのEN22対応品に取り換えることにしました。近年、エンドウの床下機器は原則受注生産のスタイルとなりカタログからも消えてしまったので、市場在庫があるうちに買っておかないと・・・という事情もあります。にしても、これだけのパーツ点数であのお値段とは解せませぬなぁ。1両千円でスクラッチできた頃が懐かしい。。




さて、たったこれだけのパーツだからパパッとつけておしまい!と気軽に考えていたら、コンプレッサーの置き場所がわからず右往左往することになりました。てっきりC-1000が付いているとばかり思っていたら初期車以外はC-2000とか。800番台もこれに含まれます。それはそれでいいのですが、写真をみると右サイド、左サイドともにその姿が見えないのです。添付の説明書には4位に近いサイドに搭載されていることになっていますが・・・




お世話になっている「かけやま写真館」様のサイトにある写真(新潟色の冷改車ですが・・・)を見ると車体中央に吊られているように見えます。モハ164の最終期車などと同じですね。




プラ板から切り出した床下機器取付板を敷き、その上に床下機器を仮置きしたところです。すでに片側のウェイトを床上に移し、"C-2000センター置き準備仕様"になっています。C-2000を真っ二つに割ってユニバーサルジョイントの両サイドに配置しようというわけですが、果たして実用的な首振りと実感的なサイドビューは両立できるのか!?




その前に、そもそもC-2000の置き場がセンターでいいのかどうか、どなたかご教示いただけないでしょうか!
(どなたかと言いながら、かなり名指し・・・笑)



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115系800番台の製作(モハ114の床下機器取り付け)

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こんばんは。モハ114のコンプレッサーの置き場について、Satokawaさんより「床下センターで間違いない」とのコメントをいただきましたので、ユニバーサルジョイントとの干渉を避けつつセンター置きが可能か、実際にトライしてみました。


取り付けるのはエンドウのC-2000コンプレッサーです。モハ114の床下機器セットに入っていたものですが、「205系等用」として3個入りで別売もされています。ホワイトメタル製。これを真っ二つに割って、ユニバーサルジョイントをサンドイッチするように取り付けようという試みです。




正面から見ると駆動用モーターが片側(表面側)に寄っているのがわかります。これではセンターでカットすると片側のモーター部分が削りくずとして消えてしまいそうなので、目分量で1:2くらいの比率になるようにカットすることにしました。




無事カットできました。薄い表面は一歩間違うとパーツがバラバラになってしまうのですが、なんとか首の皮一枚でつながっています。




厚い裏面側は、このままではユニバーサルジョイントの首振りに支障するので、ジョイントが当たる部分を中心にヤスリでテーパー状に削り取りました。床板への取り付けは、ネジ穴を開けるだけの幅がないため接着剤(セメダインスーパーXクリヤ)を使いました。




一応、R=610のカーブは問題なく通過することを確認しました。気休め程度ですが、ユニバーサルジョイントのスリーブも片側だけテーパー状に削ってあります。前後方向の搭載位置はほぼスケールどおりとなっていますが、あと2~3mmモーター側に近づけるなど、うまくチューニングすれば、もう少し幅を狭められるかも知れません。




実際の見栄えはどうか確認してみましょう。2-4位側から見たところで、見えているのはコンプの裏側です。シルエット的には問題ありませんね。




こちらは反対の1-2位側で、コンプの表面が見えています。さすがにディティールフルです。




問題は斜めから見たときの“ガニマタ”感ですが、この角度で見る限りは問題なさそうです。よくよく見ると底板が2分割されているため“ソリ”に乗っているように見えてしまうので、新たに底板を作ってフタをしてやれば改善されるかも知れません。




ということで、バラバラに分解しないように注意しながら縦割りにするのと、ユニバーサルジョイントと干渉しないような位置調整に注意すれば、ビジュアル面でも問題なく、実物どおりの「センター置きコンプ」が実現可能との結論に至りました。



車体の方はパンタ部分を削った屋根板を乗せ、側板とのすき間や屋根全体にタミヤパテをすり込んで目止めをしたところで、明日以降に研磨仕上げする予定です。




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ナロハネ10の製作(1)

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おはようございます。

この秋の某運転会の課題作テーマが「ロハ合造車」ということになったので、「準急アルプス」用に用意していたフジモデルのナロハネ10を組むことにしました。もともと製作予定品なので「浮気」ではありませんよ(爆)




組立説明書というのは入っていないんですね。まあ客車なんでタカが知れてるといえば知れてるんですが、思わぬところにトラップが待ち構えているかも知れないので、とりあえずパーツを眺めて頭の中に組み立てイメージを描きます。ご覧のとおりこの車はセンターデッキ構造なので、言われるまでもなく、まずはデッキドアを真っ先に取り付けて強度を確保します。




ドア幅が10mmなので、手元にあった10mm幅のアルミ平棒を治具がわりに開口部に差し込み、その上からドアパーツを被せて位置決めし、そのまま周囲に半田を流して固定します。




治具のおかげで左右のデッキドアがすっきりと短時間でつきました。フラックスを流し過ぎるので余計なところまで半田が乗ってしまっています。もっとウデを磨かなければ・・・。




こて調べにデッキドアだけ付ける予定が勢いで妻板も付けしてしまいました。あとは雨樋とか手すりとか票差しを付ければおしまい!? 客車って簡単~♪
・・・と思っていたら、アングル取り付けという難題が待ち構えていることに気付きました。こちらも治具があるので何とかなるとは思いますが・・・。(汗)




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たまには道具に目を向けてみる

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おはようございます。土曜日ということで今朝はアラームをかけずに起きてみました。結果、早すぎも遅すぎもせず6時半に起床。まだまだ年寄りではない!(笑)


ふだんはカッターと定規しか使わない人間がたまに半田コテなど持ち出すと「道具」に想いを馳せる時間が長くなります。プロが愛用するこて先なんて一度使ってみたいじゃないですか♪



いや、足りないのはウデと根気・・・なのはよーくわかっているんですヨ。( ̄∇ ̄;)


悶々とネットサーフィンしていたらこんなページに遭遇しました。
「アーティスト小林健二の道具や技法」

古い工具から現役のものまで、なんだか博物館の中をゆらゆら巡っている感じがして気分が癒されます。歌川のUカッターも出て来ます。

12Vミニツールというのがあるんですね。セットで揃えたらさぞモデルライフが楽しくなることでしょう。



工具だけでなく作品ページもあります。トップページはこちら



さて10時半。ホームセンターも開店したのでちょっと出かけてきますか。とくに買うものは決めてませんがぶらりと。。(^^)




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ナロハネ10の製作(2)

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こんばんは。フジモデルのナロハネ10の製作を続けます。


カツミが自社工場で使っているという「平コテ先」(100W用)に興味があったので、80Wのコテにも装着可能か電話で聞いたところ、何社かのコテで試してみたが入らなかったとのことでした。残念ですがこちらは諦め、手持ちのコテ先をヤスリで研ぎ、なるべく「線」で接する部分ができるように仕上げてみました。




アングル取り付けなど、一気にスーッと引くような動きをするときには、こういう握り方の方が楽だということを実感。。




棒ハンダをやめ、少量ずつ乗せることができる糸ハンダに変えたたこともあり、2本目のアングルは1本目よりすっきりと付けることができました。




雨樋はキットに同梱されているφ0.7mmくらいの真鍮丸線はやめ、手持ちの0.4×0.6mm真鍮帯板を使うことにしました。テープで仮止めして点付けし、その後、全体にハンダが回るようにしました。雨樋が付いたら、高さを合わせて妻面の縦樋も取り付けておきます。




車体が箱になりました。右側が「ハネ」部分です。




こちらは逆サイドで、右側が「ロネ」になります。




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ナロハネ10の製作(3)

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こんばんは。引き続きナロハネ10を組み立てています。


今回も床下機器の配置解明では苦労しました。対象がレアなうえに年代も古いため床下まで鮮明に写った写真がありません。キット同封の形式図は冷房改造後のオロハネ10しか掲載されていませんでした。
黒く潰れた写真を「心の目」で読み解きつつ、Nゲージモデルなども参考にしながら写真のような配置にしました。パーツはエコーの軽量客車用(No.736)を使いましたが、通常の「軽量用」として売られているものはナハ11などの座席車向けで水タンクが小さいんですね。今さらながら気付いて寝台車用水タンク(No.703)を新たに買い求めました。KSモデルの床下器具取付板Aを介して床板に取り付けます。




上の写真だとデッキの下あたりがスッカスカですが、どうもこれでいいようです。後年の冷房改造に際しては左端のバッテリーがデッキ下まで移動し、空いた空間に発電機セットや燃料タンクなどが積まれました。同封の形式図もそうなっていますし、写真でもそれが確認できます。
しかし、2007年に発刊された「j train」27号によると、「まずロネ室を冷房化した際に出入台部の台枠を補強して床下に発電機セットを搭載し、あわせて出入台天井部にユニットクーラーを設置。そしてのちにハネ室を冷房化したときは、発電容量に余裕があったため、ユニットクーラーの設置と配電盤の設置だけで済んだ」と解説されています。もしこの記述が正しければ、発電機セットはデッキ下についているはずですがそうなっていません。ハネ室の下には大きな水タンクがあるので、重量バランスの観点から移設したのではないでしょうか。今回は冷房化はしないのであくまで余談ですが、ロネ室側だけ冷房化したときの写真なり図面があるならぜひ見てみたいものです。




台車は手持ちの関係からエンドウのTR50を使い、KSモデルのMP対応ボルスターで床板に取り付けました。端梁は別パーツになっていてビスで床板に固定するようになっていますが、先ほどの床下機器具取付板用の穴ともども、下穴だけ開けてあってタップが切られていませんでした。なんと不親切な!と思いましたが、どちらも床板に直接半田付けしてしまってもまったく問題ないので、お好きにどうぞという意味で下穴だけなのかも知れません。せっかく開いている穴なのでφ2mmタップを立てることにしました。




添付の2mmネジで端梁を取り付けます。位置はここでいいのかな?端梁に限りませんが組立説明がまったくないので大変です。。




ハネ室の送風機カバーはナベ型の挽物製です。屋根Rに合わせて加工がしてあるかと淡い期待を抱きましたが、そのようなことはなく、そのまま取り付けると左右にわずかなすき間ができてしまいます。




そこでパーツの裏面をヤスリで軽く凹までるように削ってみました。




結果、よく見ないと分かりづらいですが、何もしないよりは屋根Rにフィットするようになりました。




送風機カバーは半田で、ホワイトメタル製ベンチレーターはセメダインスーパーXで取り付けました。




デッキ両側には客室仕切板を半田付けしましたが、アングルの裏側になる裾部にコテが入らず保留状態となっています。鶴首やL型のコテ先がつくづく欲しいと思った次第。。




票差しなどの小物を除いてほぼ生地車体が完成しました。ちょっと車高が低いようなので、ボルスターに0.8~1mm程度のスぺーサーを入れることにします。




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9月の決意

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おはようございます。雨になりました。セプテンバーレインレイン・・・♪(^^;


9月ももう半ばになってしまいましたが、今月は115系800番台の組み立てに集中しようと思います。いつまでもタブレット閉塞時代のような後着先発式でやってると仕掛品がなかなか減らないので、足掛け10年級の選手から順に潰していこうと思います。何度めの決心かな?(笑)
運転会までまだ時間があるのでナロハネ10のフィニッシュは来月まわしで。


というのも、仕掛品箱を覗き込んでクハ2両、クモハ2両の計4両の車体がまだ未組立!という現実を改めて確認してしまったのです。8両編成の半分がまだキット状態という・・・。そのうちクモハの方は種車となるクハ111が入手できなかったので、ご覧のようにモハからの改造です。ヘンな切妻にはしませんよ。(笑)ちゃんとした東海型フェイスです。




先頭車だけ手つかずだったのは言うまでもなくこの真鍮前面の処理がメンドーだったから。153系は貫通路部分にも絞りが入っているので、その修正方法をどうしようかと思案しているうちにズルズル時間が経ってしまいました。「立山」のクハ455のときは帯板を貼ったりパテを盛ったりして整形したのですが、きれいな平面に戻すのは結構大変。同じ手間をかけるならいっそ本体そのものを平面にしちゃえ!というわけで、ご覧のように貫通路の両サイドに切り込みを入れて引き起こすことにしました。幌座を乗せて半田を盛って整形してやればOK・・・なはず。アンドン方向幕も作り直します。




床下機器もパーツは活かしつつ、順番を入れ替えて実車に近づけます。クモハには小高のモハ103用を使ったのですが、よく見ると機器の順序が見事に左右(前後)反転しているんですね。。配線ケーブルの引き出し方向まで反転している割に、モールドされている文字は裏返ってはいないので、どうしたらこうなるのか、びっくりするやら感心するやら・・・。バカでかい遮断器はエコーの小さいのに交換します。





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スニ30を少々・・・

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こんばんは。

9月は115系に没頭すると言った舌の根の乾かぬうちに、もう別物が出て参りました。(笑)
客車準急「アルプス」用に予定していた荷物車スニ30をナロハネ10と抱き合わせで作ることにします。
17m級のリベットつきダブルルーフ車という、これまでに作ったことがないジャンルなのでどうなることやら。。


PCで型紙データを作成しプリントアウトします。窓が少なくRもないのでスイスイ♪紙はスノーマットの#300です。2両分ケガいてあるように見えますが、下の方はプリント出力誤差を見越してわずかに拡大したものです。出力後にチェックした結果、拡大版は少し大きすぎたので、オリジナルの方を使うことにしました。




窓抜き。荷物ドアも含めて四角四面なのでこれも難なく完了。強度を保つため、デッキ部分はスジだけつけて完全に切り抜いていません。




ここまでは誰でもできる!そうです問題はここからなのです。大量のリベットを打ち出さなければなりません。ああ、リベット、リベット、リベット・・・と10回唱えるとニョキニョキ生えてくるような魔法はないものでしょうか。。




ということで寄り道はここまで。本格的な製作は10月に入ってからやることにして115系の製作に戻ります。



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クモニ83をポチりました

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こんばんは。


TOMIXの153系冷改車とセットでアナウンスされていたクモニ83 0番台は、そういえばどうなったのか?とググっているうちに「予約する」をポチってしまいました。食欲の秋、芸術の秋、通販の秋・・・。頭と手の動きが連動しないのは季節のせいなんだな、そうに違いない♪



大人買いはしません。1両だけです。しかもT車。スタッフレビューではプロトタイプを意識すると番号選択が難しいようなことが書いてありますがノープロブレム。




なぜならこれを使います。これさえあればどんなトンネルもへっちゃらさ、のPS23ですね。800番台にばかり目が行って0番台はあまり興味の対象ではなかったのですが、三鷹電車区にスカ色の026~029の4両が配置されて中央東線で活躍していたとのことなので手が伸びてしまった次第。新品の速攻色替えはもったいない気がしますが、115系300番台あたりが製品化されないとスカ色Ver.は出ないと思うので、心を鬼にしてシュッといきたいと思います。




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115系800番台の製作(クハ115の側板加工)

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夜も更けて参りましたが、この連休中に115系の車体くらいはメドをつけておきたいと思い、作業をしたので経過をUPしておきます。

クモハ115の方はドア、内貼り、補強材の貼り込みが終わったので側板と妻板を接着しました。真鍮前面がまだ組立中なので、運転台側は仕切板を入れて箱にしてあります。




クハ115はクハ111のキットを使うので基本的にはそのまま組めばよいはずですが、トイレ窓の形がどうもイメージと違うので修正することにしました。この縦長の感じはサロのトイレ・洗面所窓ではないかと思われます。




すでにサハ115を組み立ててあったので持ち出してみるとこんな感じでした。ん~・・・これは逆に横長すぎないか?




クハの写真というのは(当たり前ですが)ことごとく前面側から撮られているのでトイレ窓のアップ写真がありません。サハ115の写真を見つけたので比べてみるとこんな感じで、たぶん上のサハ115もこれを見て作ったのだと思いますが、まあ横長といえば横長ですね。。




天地寸法を詰めると面倒な穴埋めが発生するので、結局写真のように上辺と下辺はキットの窓高さに合わせ、左右だけ広げることにしました。ちなみに窓幅は682mm(1/80で8.5mm)です。




運転台側も加工します。側板は中間車と同じ長さに合わせてあるため、不要となる乗務員扉から先の部分をカットします。このとき、乗務員扉が若干斜めに切り抜かれているので、穴の左右を垂直に削って修正しておきます。実車の乗務員扉の幅は500mmですが、キットの幅は6mm(実物換算480mm)しかないので、少し広げることによって縮尺通りの6.25mmとなりました。写真ではまだ未加工ですが手すりの埋め込み部もカットしておきます。




最後にすそを折り曲げ、クハ2両分の側板の加工が終わりました。次はドアや内貼りの貼り込みですが本日はここまで。




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115系800番台の製作(クハ115の車体組み立て、ほか)

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こんにちは。台風接近でイヤな感じの風が吹いています。みなさんお出かけの際はご注意を。


クハ115の車体ができました。いや、正確には側板と妻板が組み合わさったという段階ですが・・・
2両組み立てるのに結局まる1日かかりました。昔のキットらしく個体によってドアの打ち抜き高さのバラツキがあるので、真鍮プレスドアを使うにあたって「ドア開口部とドア窓のバランス」と、「戸袋窓とドア窓のバランス」の2つをみながら、パッと見で不自然にならない位置に接着するのが大変でした。



続いて真鍮プレス前面の加工をしないといけないのですが、なぜか心は床下機器に向かってしまいます。仕事の締め切りが近いのに無意味に部屋の掃除を始めてしまうのと同じ心境ですなぁ。。


上の2枚がクモハ115用で下の2枚がクハ115用です。一番上は以前にちょっと触れた小高のモハ103用がついています。当然、似た機器は付いていますが配置はまったく別物。2番目はてっきりカツミの2000番かと思っていたのですが、よく見るとエンドウの12000番!でした。3番目はカツミの1000番、そして一番下も同じ1000番を付けてたはずですが追い剥ぎに遭ってます。(笑)




このエンドウの12000番、元は何用なのか、いつどこで手に入れたのかも忘れてしまったのですが、よく見るとわずかに惜しい部分はあるものの、ブレーキ制御装置も耐雪カバーが付いていて、そのままクモハ115に使ってもおかしくないものでした。






ではその他の車両をどうするかですが、もう1両のクモハ115は小高の103系用を加工して似せることにします。エンドウ製品もまだ店を探せば在庫があるようですがなかなかいいお値段しますし・・・。

クハ115こそカツミ1000番でいこうと思っていましたが、結局クモハもモハも実車に近づけることにしてしまった手前、部品点数も少ないのでスクラッチすることにします。同じく1000番を付けているサハもスクラッチ品に取り換えたいと思います。水タンクだけは流用・・・もやめて、FRPタイプの市販品を調達することにしましょう。


「昭和40年代の素朴な模型」を標榜して作り始めてはみたものの、やっぱりなんだかんだで精密化の波には抗えず、向かうべきところに向かってしまうのだなぁと苦笑い。。(^^ゞ


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115系800番台の製作(クモハ115の床下機器取り付け、ほか)

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こんばんは。連休は天気が悪いので引き続き115系をいじっています。

前の投稿のとおり、2両あるクモハ115のうちの1両には小高の103系用の床下機器がついているので、これをなるべく実車に似せて作り直します。

主抵抗器と主制御器は少し形が違うだけなので再利用します。まずは主抵抗器をカット。右隣にあるブレーキ制御装置も耐雪カバーを被せるつもりで一緒に切り出しましたが、中が中空で加工しずらいことがわかったので結局カットしてしまいました。




そのブレーキ制御装置ですが、残りのクハ2両とサハ2両にも同じものが付くので一緒に作ることにしました。まずは芯材となるヒノキ材をあらあらの形に削ります。




#300のスノーマット紙を巻いて軽くサフを吹き、糸鋸で1個ずつにカットします。




切断面にパテを塗り込み、さらにサフを吹いて乾燥させます。




乾燥したら#400~#800の耐水ペーパーで表面を整えて出来上がり。




他の機器はストック品の中から形の似たものを集めて配置しました。




クハ115は床下ギ装図が見つかったので写真と首っ引きで部品図を起こしました。サハ115は図面が見つからず写真もほとんどなかったので、カツミの模型写真(笑)を見ながら、クハの機器の一部を間引く形でなんとか決着させました。箱物はヒノキ材+ペーパーで作り、水タンクとエアータンクはエコーのパーツを使う予定です。




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115系800番台の製作(カツミNo.1000をそれらしくする)

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こんばんは。

カツミのプラ一体成形の床下機器は依然として需要があるらしく市場から消えることがありません。本体価格280円の割にそこそこのディティールがあるのが人気の秘密なのでしょう。103系用と謳っていますが111、113系などにも使える柔軟さもポイントです。
M車用のNo.2000、M’車用のNo.3000、そしてTc、T共用のNo.1000の3種類がありますが、最近、No.1000が新ロットになって価格が500円にハネ上がってしまいました。一番部品点数が少ないのに一番高いという逆転現象が起きていますが、早晩、新ロットに移行すれば他の2アイテムも値上げされるでしょう。それでもホワイトメタル製に比べたら4分の1ですからうまく活用したいものです。
今回はこのNo.1000を使ってクハ115やサハ115になるべく似るように改造してみました。


先行して車体組み立てまで終わっていたサハ115を引っ張り出してみたところ、床下まわりはひととおり完成していました。写真の左の2つがそれですが、てっきりカツミのNo.1000を使ったとばかり思っていたら自作でした。そして機器は必要最小限のものしか付いておらず、水タンクは24系寝台用と思われる大きなもの(「各種タンクセット」に入っているもの)が付いていました。このままでも悪くはないのですが、せっかく詳細な機器配置の情報が集まったので、クハ115のついでにサハも作り直すことにしました。写真の右側2枚がカツミのNo.1000床下機器で、クハはこれをベースに改造し、左のサハはそれに似せてスクラッチしたいと思います。




追加する機器のうちハコモノは、ヒノキ角材の表面にペーパーを貼って作ることとし、まず、2×8ヒノキ材にいさみやのt0.4ペーパーをボンドで貼り付けました。ペーパーの表面には各床下機器の大きさに合わせてカッターの筋が入れてあるので、ボンドが乾いたらその溝をガイドに1つずつカットしていきます。




まんべんなくサフを吹いておきます。側面はパテ処理しておくべきですが、多少肌が荒れていても小さくて目立たないので省略しました。




改造後がこちら。上がオリジナルのNo.1000で下が手を加えたものです。小さいエアタンクや一部のハコモノを削り取り、左上に見える大きめの箱は表面の筋を削って反対側に移しバッテリーとしました。水タンクはエコーのFRPタンクに取り換えています。その他、白っぽく見えるのが追加した自作パーツです。




反対側は比較的スカスカです。左の細長いのはBS(ブススイッチ)で、隣りが昨日作ったブレーキ制御装置(耐雪カバー付)です。その右側にあった元のブレーキ制御装置(たぶんC2形??)は切り取って角を削り、同じ場所に裏返して接着しました。最後に銀色に塗って保温カバー付のD電磁給排弁に見たてようとしたのですが、ちょっと大きすぎるのでやり直したいと思います。




ということで、シンプルなプラ成形品でも、手を加えればそれらしくなるというお話でした。



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KATOキロ28を身体検査する

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こんばんは。


うちにあるストック品で『ロハ合造車』がまだ何かできないかと探してみたところ、今のところ組み込み先のないKATOのキロ28が目にとまりました。これを改造してキロハ28ができないかな?仕切り壁入れて普通席のシートを入れ替えれば一生上がりでは?・・・と考えたのですが甘すぎました。


国鉄・JR史上でキロハ28というのは2回登場するのだそうです。初代は、四国は高松と徳島を結ぶ高徳線の急行「阿波」用にキロ28から改造されたキロハ28 1。晩年は格下げされてキハ28 5301となったとのこと。外見はKATOのキロ28をそのまま流用できそうな感じです。

2代目は、陰陽連絡急行として活躍した急行「砂丘」用に改造されたキロハ28 101~104。こちらは晩年型のキロ28 2500番台を種車にしていて雨樋やドア位置などが大きく異なるため、KATOさんから改造するのはかなり手間がかかりそうです。

ということで、素のキロ28はお手軽加工でキロハ28 1に化けるのかどうか身体検査をしてみました。



こちらが箱から出したまんまのキロ28です。クーラー、ベンチレーターなどのユーザー取付けパーツは付けていません。




そして今回は、奇跡的に自分で撮った実車写真が手元にありました。格下げ後のキハ28 5301となってからのものですが、外見的な変化はほとんどないので十分参考になります。模型と違う部分を書き込んでみました。ここに書き込んでないものを含め、おおよそ以下のような加工をすればキロハ28 1になることがわかりました。


1)機関冷却水張込口が車端寄りにあるのを中央寄りに移設
2)屋根のベンチレーター取付台座を削り、代わりに、小さなお椀形の「トランジスタ蛍光灯冷却用換気口」を設置
3)床下の冷房電源用の発電機セットを左右反転
4)冷房電源用エンジンの吸気口を吹き寄せの高い位置に設置
5)ハ室側のグリーン帯とグリーンマークを塗り込め
6)車内に仕切り壁を設置
7)ハ室側のシートをボックスシートに入れ替え

細かいところでは水タンクがFRP製のものになっているようです。


いやいやこれは大工事ですね。コーヒーでも飲みながらサクッと、というわけにはいかないようです。一応、連結相手となるキハ58とキハ28は確保できているので、ナロハネ10完成後に余力があったら取り組んでみたいと思います。




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