Quantcast
Channel: 80分の1丁目16番地
Viewing all 1329 articles
Browse latest View live

103系中央特快を仕立てる

$
0
0
こんばんは。

天プラ103系ですが、五日市線4連が先行してしまい肝心の本線10連が手つかず状態でしたので、インレタ貼りや方向幕のはめ込みなど「中央特快」としての仕立て作業を始めました。

中央快速線の103系の活躍期間は短く編成数も多くはなかったので、番号のチョイスが少々やっかいです。こちらのブログに1979年4月時点の三鷹と豊田の編成表が掲載されていましたので、これを参考にさせていただき、低運クハかつオール新製冷房車編成に合致する編成として西トタのクハ103-213以下10連を選定しました。




中央線向けの方向幕は「特快高尾」と「55T」しか入っていないのですが、今回は自作する気力もなく、おとなしくこれを使うことにしました。本当はホビーモデルのキット組み101系の方を下り「高尾」行として、103系は上り「東京」行にしようかと考えていたのですが、特に何かこだわりがあるわけでもないので。。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

初鰻

$
0
0
こんばんは。

今日は仕事の関係で埼玉は岩槻へ行きました。さんざん歩き回ったので昼はこってり系のラーメンでも・・・と思った矢先、どこからともなくいい香りが。

まだ松の内、めでたい正月なら多少の散在も許されるだろうなどと勝手に理由をつけ、結局このようなことになりました。城下町岩槻で200年の歴史を誇るという会席料理の『ふな又』の上うな重。めでたさついでにお銚子も1本つけちゃいました♪



あとで知ったのですが、こちらは松竹女優・三宅邦子の生家なんだとか。と言われてもどんな女優さんだったかあまり覚えてませんな。小津安二郎作品によく出ていたということなので、年代的にはウチのおやじ世代が詳しいはず。


岩槻駅は前に来た時はまだ工事中でしたが、ついに立派な橋上駅舎に生まれ変わっていました。城下町らしくお城をイメージしたデザインですね。写真左手にあったビルは取り壊しの最中で、線路反対側の西口でも重機が動き回るなど、駅周辺のリニューアルは道半ばといった感じです。




で、東武電車の写真は・・・ありません(^^;;
8000系は以前より減ったものの、まだ主力で活躍しているようです。行きに乗りましたが、昨今のインバータ&ボルスタレス電車にはない優しい乗り心地に癒されました。



東武電車がない代わりに小田急電車の写真があります。なんと大宮駅で小田急4000形発見!!最初京浜東北線のE233が置いてるのかと思ったら顔が違う、ロゴが違う、なんだこりゃ?




ネットニュースによれば、乗り入れ先の常磐線に導入予定の無線列車制御システムを大宮総合車両センターで施工したのだとか。自社工場でポンと取り付けられるような代物ではないということでしょうか。




帰りがけに秋葉原で途中下車し、某店で中古・委託品を物色するもめぼしいものなし。幸か不幸か手ぶらで帰宅しました。



そして103系の進捗はというと、色を塗ったはいいが何かのっぺりしていて物足ない。よくよく見てみれば戸袋上部に付くべきルーバーを取り付けていないことが発覚!幸いKSのパーツがあったのでそれを塗装し、所定の位置にセメダインスーパーXで接着しました。それにしても1袋10個入りというのは誠に親切。主電動機用2両分8個とMG用2個できっちり使い切りました。ピンセットでピーン!をやったらおしまいですが・・・




Hゴムはポスカの『はいいろ』で色差し。JR化後はすべて戸袋窓が黒Hゴム、ドア窓が金属枠の更新スタイルしかないと思っていたら未更新時代もあったようなので、このスタイルで仕上げることにしました。更新スタイルだと完成品クハまでも化粧直しが必要になってきますから。。




なんとかモハ103だけ色差しが終わりました。もうあと1両・・・。がんばります。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

ある決断

$
0
0
こんばんは。

2017年の仕掛品退治プロジェクト第1号はどうしようかと考え、やはりこれをいつまでも眠らせておくのはよくない!ということで、阪急2000系に再々度チャレンジすることにしました。




着手したもののスタートダッシュが切れなかった一番の要因がアルミの窓枠です。阪急らしさを表現するうえで重要なパーツゆえ、すっきりシャープに表現することにこだわりすぎて試作を繰り返し、なかなか決定打が現れないまま時間だけが過ぎていきました。ある程度予想されたこととはいえ、ここらあたりで踏ん切りをつけないと一生このモデルを手にすることができなくなってしまいます。


そこである決断をしました。シール紙や真鍮線で窓枠を表現するのはやめよう、と。実車だってそれほど盛り上がってるわけではないのです。断面にテーパーがついていたり、上辺に水切りが飛び出していたりするためボリューミーに見えるだけで、窓枠のフチ自体は1/80換算でせいぜい0.2mmあるかないかくらいの厚みでしょう。なので、シンプルにシルバーの色差しだけで表現することにしました。




決断を後押ししたのがこの道具です。学生時代に製図の演習で使っていた烏口が引き出しの奥から偶然発見されました。ガンダムマーカーやポスカではある程度の“出っ張り”がないと均一な線を引くのは難しいですが、これならば窓の縁に引っかけてかなりシャープな線が引けそうです。もちろん簡単にスイスイ引けるわけではありませんが、真鍮線を曲げたり、シール紙の内側ぎりぎりをくり抜く労力と集中力に比べれば遥かに楽といえるでしょう。ある程度のやり直しもききますし。。




窓枠のしがらみから解放されたので、すぐにでも窓抜きにかかりたい衝動に駆られますが、ここは落ち着いて2つだけ確認しておくことにします。そのひとつがペーパールーフの展開寸法チェック、そしてふたつめが車体裾部のRの処理方法です。
この車体は比較的大きなRがついており、削り出しでは手間と時間がかかるので、側板下部を曲げて表現することにしています。そして補強とひずみ防止のためプラの不等辺アングルを裏側に貼り込むことにしているのですが、その寸法がイマイチ決め切れていなかったので、現物合わせで決めてしまおうというわけです。


まずは不要になった車体の端部を切り取って妻板に巻き付け、展開寸法が正しいか確認します。これが合っていないと脳天唐竹割の刑に処すことになるのですが、幸い今回は写真のとおりピタリと合っていました。




車体裾の補強にはプラストラクトのアングル素材を使います。丁度よい寸法の不等辺アングルがないので、3.2×3.2mmの等辺アングルの一辺をカットして使います。




結果として1.3×3.2mmの不等辺アングルであれば裾Rにフィットすることが確認できました。調べてみるとこれと同寸のチャンネル材があったので、溝の内側にカッターを入れて片側のフランジをカットした方が遥かに楽に量産できることがわかりました。プラアングルは必要本数をすでに買ってしまったので後の祭りです。。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

これはデカい!!

$
0
0
こんばんは。

年末に続き山口方面へ出張してきました。例によって時間の合い間に寄り道したのですが、そこで見たものは恐らく人生で初めて目にする驚愕の光景でした。そんな超ド級な光景を2題お届けします。


まず最初は秋吉台・秋芳洞。こちらは山口県の観光地としては萩、長門などと並ぶポピュラーな場所ですが、私は初めて足を踏み入れました。

広大なカルスト台地が一望に見渡せる秋吉台。大地から飛び出した岩々がまるで風になびくようにところ狭しと立ち並んでいます。




しかしこの光景はまだ序の口。エレベーターで80mほど地下へ下りると秋芳洞の深部へ到達するのですが、エレベーターのドアが開いた瞬間目を疑いました。そこは奥多摩の方で見た鍾乳洞とは比べ物にならないくらい巨大な洞窟で、見たこともない神秘の鍾乳石が散りばめられているのでした。


秋芳洞のなかでも最もプレミアムな逸品「黄金柱」(こがねばしら)。床から天井まで、いや、順番からいけば“天井から床まで”約15mの高さがあるそうです。




その子供がこれ。鍾乳洞といえばこれがポピュラーなイメージでしょうか。千年、万年の月日を経て成長してゆくのですから気の遠くなる話です。




しかし、なかにはどうやったらこういう形になるのか、まるで想像がつかないものもあります。千枚田を思わせる、その名も「百枚皿」。まさに多数の皿を順繰りに重ねたような形になっています。よくできたアトラクションかと勘違いしそうですが、ここはかの「夢の国」ではありません。ガチなセンター・オブ・ジ・アースであります。





そしてお次は地上で見た驚愕の光景です。秋吉台から美祢市の市街地へ向けて車を走らせていると、見覚えのあるターコイズブルーのトレーラーが高架道路を通り過ぎて行きました。なるほど、「日本一長い私道」こと宇部興産専用道路はここから宇部港まで通じているのだったと悟り、最後の仕事が終わったあと、この専用道路を見ながら空港へ戻ることにしました。


ナビの目的地を山口宇部空港にセットし、一般道と専用道路が交差していそうな地点を中間目的地に設定し車をスタート。しかし、ナビの地図ではどのように交差しているのかわからず、最初にたどり着いた地点はトンネルの上。やれやれ。。

さらに車を進めるも見物に好適な場所は見つからないので、ふと目に入った山腹の道路へ途中まで登って見下ろしたのがこちらの写真。2デフの重量級トラクタが2台のトレーラーを牽く“ダブルス”と呼ばれるトレーラートラックが次から次へと走りぬけていきます。初めて見る光景にかなり興奮気味!撮り鉄ならぬ「撮りトラ」がこんなにわくわくするものだったとは♪




1両の積載重量は40トン、2両で80トンもの積載量をもち、美祢にある伊佐セメント工場から宇部の工場や港へはセメント半製品「クリンカー」や石灰石などを、宇部からは工場の燃料となる石炭などを運ぶそうです。専用道路の延長は31.94kmと「日本一の私道」にふさわしい長さを誇ります。宇部港の方には一般道との交差地点に踏切もあり、観光バスで専用道路を突っ走る産業観光ツアーもあるとのことなので、これは仕事抜きでまた訪れたいですね!


少しですが動画も撮ったのでご覧ください。アメリカ大陸を思わせるボンネットタイプのケンワースと、最後に出てくるのはたぶん最近入ったスカニアではないかと思います。





今回は鉄道ネタが1個もありませんが、よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村


こてはし鉄道様運転会

$
0
0
こんにちは。寒い日々が続いてますが皆様お変わりないでしょうか。当方ピンピンしておりますが更新途絶え気味で申し訳ございません!!m(_ _)m


さて、昨日は「こてはし鉄道」さまのレイアウトをお借りしての、恒例の運転会に参加してきました。今回参加者は少なめでしたが、特別ゲスト(後述)を迎えて、いつもながらのアットホームな雰囲気の中で運転を楽しませていただきました。
オーナーさまそしてご参加のみなさま有難うございました。以下、全車ではありませんが参加車両などをご紹介します。


ととさんは今回も個性的な車両をお持ち込み。EF65が牽く配給車で車輪がぎっしり載っています。最後尾はこてはし鉄道オーナー様のクモル(いや「モル」かな??)。




拡大するとこうなってます。外国製品ですが意外とロクゴともお似合いですね。




これはまた華々しい色のロマンスカー風電車!オクで調達した車体を「NK」色に塗り替えられたようです。緑の多いこてはし鉄道によく映えます。




そしてこちらは懐かし塗装の東武5700系の堂々6連。こちらの方から移籍した編成とのこと。




こちらはS氏の小湊鉄道DC。うまい角度の写真が撮れませんでしたが小気味よいジョイント音をたてて軽やかに周回していました。幹事代行ありがとうございました。




なかむらさんは、JAMにも出品された軽快気動車2両を持ち込まれました。こちらのキハ130はスタジオH.Oのキット組みです。




とれいん誌の付録型紙から組み上げたキハ120。高山線仕様で8色に及ぶ塗り分けに苦労したとのことです。いつかはウチの大糸線仕様とのコラボをお願いします!




そして天賞堂のEH10とコキ編成も入線。いいですねこの雰囲気。現代のJRFにはない武骨さとスマートさを併せ持った古き佳き貨物列車です。KATO製品を黄緑に塗り替えたヨ5000が編成の最後尾をシメていました。実はこのあとコキ編成をお借りしてわが赤熊に牽かせてまして・・・(笑)。




「こてはし鉄道」の魅力はスケールの大きさと様々な“作り込み”の見事なまでの融合です。今まであまり撮らなかった駅単体の望遠シーンを撮ってみました。線路脇で、ダイヤと時計を見ながら、今か今かとお目当ての列車を待つワクワク感が思わず脳内再生されます。




仕事終わってTVをみながらささやかな晩酌のひととき。ん~たまりません。




桑野さんの奥さんが庭を掃除中。手前に見える箱の中身は何なのでしょう?




オーナーは「みんなが作らないもの、知らないもの」を作りたいと腕を発揮されているとのことで、こんな作品を見せていただきました。木造の荷物車モニ14001。モニ14000形なのかモニ14形なのかわかりません!!(笑) でも、最近個人的にはこういった古い電車や客車も興味対象になってきたので、いずれは手を出してみたいと思っております。




ダブルルーフの配給電車。形式をメモりませんでしたが、こちらもクモルではなく「モル」だったような。。




相方クルもダブルルーフ!




そして、今回私が運転させていただいたのはこの4種。まずは大糸線のスカイブルーの旧型国電でクハ55+クモハ51+サハ45+クモハ43(合の子)の4連。サハ45以外は40年くらい前に作ったインサイドギヤ式で、クモハ51をカンモーターに換装してあったのですが集電が良くなく、残念ながら1周で撤退と相成りました。




こちらは大糸線の現行車E127系100番台。旧作ですが旧国とセットで持ち込みました。こちらも駆動系は同じくインサイド+カンモーターでしたが、最初ギクシャクしながらも、周回を続けるうちに調子が上がってきました。インサイドギヤも調整次第でうまく走るようになります。ただ、昨今主流の密閉ギヤ式にはかなわないので、旧国含め、いずれは下回りを一新しようと思います。入線準備中にパンタを引っかけて破損してしまい烏山線のEV電車状態です。プラパンタだって高いのよ~!(泣)




TOMIXの153系冷改タイプの「内房」も運転させていただきました。去年の花月園運転会では新品なのにいきなり走らず、モーターの過回転(あるいはラビットスタート)を抑制しているのでは?と言われる“ナゾのチップ”を外し、なんとか走るようになったものです。モハ2ユニットのうち1両だけ外してもう1両は外していないのですがなんとか走りました。ナゾのチップゆえ個体差があるようです。




なかむらさんのコキをお借りしてDF200レッドベアに牽かせちゃいました。昭和と平成、東海道と北の大地・・・、時空間を超えた“ウソコキ”です。。




そして、ご紹介が最後になってしまいましたが、今回はS氏のお知り合いとして鉄道写真家の武川健太(むかわけんた)さんが参加されていました。気鋭の鉄道写真家・中井精也氏に師事し、このたび独立して自らのオフィスを立ち上げられたとのこと。住まいが近くということで初めて「こてはし鉄道」の世界に足を踏み入れることになったわけですが、さっそくその魅力にとり付かれたようで、様々な撮影ポイントを探しては盛んにシャッターを切られていました。
一本立ちしてやっていくのは大変かと思いますが、武川さんなりの感性で切り取った鉄道シーンがより多くの人の心に届き、人気写真家として大成されることを願っています。この笑顔がアピールポイントとのこと。頑張って!!




武川さんの近況はこちらでご覧になれます。


ブログはこちら
http://mukawakenta.cocolog-nifty.com/blog/

Twitterはこちら
https://twitter.com/kenta_camera



最後に改めまして、こてはし鉄道オーナーさま、ご参加の皆さま、ありがとうございました。



よろしければ1クリックお願いします、
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行7000形を作る方向で・・・

$
0
0
こんばんは。とりたてて急いで報告しなきゃいけない内容でもないのですが、また忙しくなると投稿が億劫になるので今のうちに・・・笑


某運転会がらみでタイトルのようなことになりそうです。富士急の7000形は元国鉄の旧型国電を譲り受けたもので、2扉クロスシートの元クモハ14と3扉のクハ16がペアを組む編成が2本と、元クモハ12+クハ16の1本の計3編成が在籍していました。今回ロックオンしたのは前面雨樋が直線で、前面窓がHゴム化されていないクモハ14007を種車とするモハ7031と、クハ16425を種車とするクハ7061がペアを組むこちらの編成です。

(モハ7031+クハ7061;1975年頃,禾生駅にて)



モハ7031は小高のモハ32キットを使います。もともと富士急にするつもりで買ってあったもので、やっと日の目を見ることになりそうです。キットの箱はもはや形式がずらずら印刷された昔懐かしい箱ではなく、形式図と組立説明書もコピーになってしまいましたが、ボディはちゃんとプレス抜きされた昔ながらのプレスボードで暖かみが感じられます。




相方のクハ7061は旧作品をバラしたものを再利用することも考えたのですが、窓寸法が少し違っていたので、このジャンクボディ(サハ17)を改造することにしました。長い間小高キット組みとばかり思っていたのですが、久々に見たらいさみやのキットであることが判明しました。高め横長のドア窓がいさみやの特徴です。この修正は、そっくり剝して真鍮パーツに置き換えるか、窓の左右を埋めて正方形に修正するかですが、いずれにしても難工事になりそう・・・。窓枠もアルミサッシ化されているため、いっそのことバラして組み直した方が早いかもですね。




片面はサフが吹いてありますが、もう片面は昔の塗装が残っています。コバルトブルーにクリーム帯は、今やNKグループ化されてしまった「東海電鉄」の旧塗装でした。腰板一面に順法闘争のスローガンみたいな文字が書きなぐってあります。しかも銀で。。



スピード仕上げなら1週間~10日程度の作業ボリュームですが、年度末なので、一応2月着工~3月末完成を目指したいと思います。



あと103系の近況もご報告。Hゴム入れが終わり形式番号のインレタも貼ったので、これらの剥離防止のためMr.スーパークリアー(半光沢)を吹きました。半光沢とはいえ屋根にこれ以上のツヤが出てしまっては困るので、屋根全面にマスキングをしてから吹いています。




アルミサッシは薄紙に窓を抜いたものを貼り込む予定でした。というのも、実車は窓の左右にもほんの少しだけサッシの銀色が見えるので、ちゃんと四角く窓を抜いたものを使おうとしたのですが、車体の方もそう精度よく窓が抜けているわけでもなく、窓ひとつずつ現物合わせで揃えていくことになりかねないのでギブアップ。アルミテープで窓下と中桟だけ表現することにしました。
4




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村


ク5000も作る方向で・・・

$
0
0
こんばんは。なんだか前の投稿と似たタイトルですが・・・(^^;


塩漬け期間?が終わったのでク5000もそろそろ再始動をかけようと思います。


懸案の台車ですが、池袋の某店にエンドウのTR63がまとまった数在庫しているのを発見したので、さっそく回収に行ってきました。前回までに入手した4両分と合わせ、9両製作が可能となりました。これだけあれば専用列車としての体裁も整います。一時は払底した感のあったTR63ですが、また再生産されているようです。ただしお値段は1,500円から2,000円へと大幅アップになっていました!(泣)




軽く模型図面を起こそうと思い、以前に那珂川清流鉄道保存会の保存車を採寸したメモを眺めていたところ、側柱の厚みに疑問が生じました。メモでは「側構厚82mm」と書いてあるのですが、どこを測ったのか略図もなく数字しかありません。82mmとは親指と人差し指を緩く開いた程度しかなく、どうみても側柱はもっと厚みがあるように見えます。

いろいろ見ていくと、どうやら車端部の柱(写真中央)の厚さを測ったらしいことがわかってきました。ここは中間の柱よりも薄く、10センチ以下のように見えます。ちなみにこの幅は、台枠(=1F床)や2F床の両サイドに走る長ケタの幅とほぼ等しいようです。




では実際に中間の柱の厚さはどのくらいなのか? そのものズバリがわかる写真がなく、唯一、1Fの天井と柱が写っていた写真を拡大してみると、この写真の赤丸に示すように、長ケタの1.5倍程度の幅(厚さ)であることがわかりました。これまで側板は1.0mm厚の1枚板で済まそうと思っていたのですが、中間部の柱はさらに貼り重ねて厚くする必要があるようです。




両数が多いので車体は極力シンプルな設計として、“なんちゃって”までは崩さずとも、ク5000“タイプ”程度には簡素化した設計にしようと思います。しかし、そうはいっても1F、2Fの床に張り巡らされた滑り止め、いわゆる縞鋼板は、これを省略してしまうとかなり味気ないものになってしまいそうなのでなんとか表現したいもの。戦艦模型などをターゲットにした目の細かいパーツも出てはいるようですが、1両分で2,000円くらいかかりそうなのでちょっと考えてしまいます。



なにかうまい方法はないものか、とググッてみたところ、「金網にアルミテープを乗せてこするとそれらしいモノができる」と書いてあったので試してみました。ベースはありあわせの真鍮メッシュで、目はけっこう細かいものです。




爪でこすってみたところ・・・・・・メッシュの模様が浮き上がっただけでした。。(^^;
目が細かすぎたのかも知れません。こすり方にもコツが要りそうです。




メッシュではなく、いっそのこと実際の縞鋼板をこすったらどうなるか?今は縞鋼板が手元にないので、手持ちの「菱形目デッキ板」(フクシマ)にアルミテープを重ねてこすってみました。こんどはマイナスドライバーの先で強めにこすっています。




模様は浮き出るには出ましたが、ドライバーのスジがたくさん入って、とても使い物にはなりません。これもこすり方やこするツールを吟味する必要がありそうです。




そして最後は奥の手、「おゆまる」で型取りを試みました。




取れた型の模様の上に、レイアウトのバラストの固定に使う「マットメディウム」を原液のまま塗ります。盛り付ける感じで3~4回重ねて塗り乾燥させます。




約1時間後・・・。残念ながらまだ乾いていませんでした。速乾性の木工用ボンドと同じに考えていましたが甘かったようです。色といい質感といい、下に敷いた広告の商品と妙にシンクロしてるのがシュールですなぁ。。




皆さんお気づきの通り、メディウムが乾いたら、かさぶたを剝すように型から剥ぎとってやれば、かなり薄手の縞鋼板のパターンシートが出来上がる(かも知れない)という期待です。さーてどうなることやら、結果は明日のお楽しみ。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行モハ7000形の製作1

$
0
0
こんばんは。年度末はまとまった時間が取りにくいので、細切れ時間を使って工作を進めていきます。富士急の7000形2連を着工しました。


その前に、昨日の型取りの結果を簡単にご報告しておきましょう。


ひと晩たって完全に水分が抜けた「マットメディウム」を剥がします。けっこう"おゆまる"の型に食いついているので、破らないように慎重に剥がします。




凹凸がわかりやすいようにグレーのスプレーを吹きました。少し甘い感じがしますが、まずまずの出来といえそうです。ただ、パックのごとく薄皮一枚で耐久性も不明なので、このまま量産するのは無理がありそうですね。いっそのことアクリル塗料を厚塗りして、パリパリの皮にした方が扱いやすいかも知れません。引き続き実験してみます。





ということで富士急行7000形の製作です。まず小高のモハ32(クモハ14)のキットを使ってモハ7031号車を作っていきます。このキット、プレスボードパーツは揃っていると以前書きましたが、よく見るとドアの内貼りだけ不足しており、なんと工作用紙の裏に印刷したものが入っていました。窓抜きもされていませんが、今回はドアや窓サッシはすべて別パーツに取り替えてしまうのでドンマイです。




旧型国電などの主台枠は中央のケタの部分が厚いので、それに合わせるため妻板の両端下部がテーパー状になっていたり、妻板は一直線で側板の両端に段差があるものがあります。クモハ14は両方の形態があるようで、モハ7031号車の前身のクモハ14007は後者のタイプなので、側板の前後端にプレスボードの切れ端を貼って"ゲタ"を履かせました。




逆に妻板のテーパーは直線状に直しますが、三角形に切ったパーツを貼るのは面倒なので、四角いものを貼って、後で余分なところを切り取ることにしました。断面どうしを木工用ボンドで接着したあと、表裏に瞬着を流して補強してあります。




とりあえず一次研磨用にサーフェーサーを吹いておきました。ちなみに側板のリベットは省略します。硬いプレスボードに打ち出すのは大変なので・・・。その代わりシル・ヘッダーにはリベット付きのエッチングパーツを使うことにします。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

松山にて

$
0
0
こんばんは。仕事で愛媛県内某市へ行ってきました。

伊予鉄市内線の路面電車はまだツリカケが顕在。松山駅前に停車中のモハ50形59号車です。伊予鉄といえばこの色が一番しっくりきますが・・・




最近は電車もバスも、このオレンジ一色化が進んでいるとのこと。瀬戸内海の反対側では黄色い電車が増殖していますが、ここにも“地域色”の波は押し寄せているようです。電車は元京都市電のモハ2000形2005号車。夕陽を受けてより赤くなっています。




坊ちゃん列車テイストのスタバ電車。昨年末に松山市駅の伊予鉄会館ビルにスタバがオープンしたのに合わせてラッピングされたそうです。車両は超低床式のモハ2100形で、車号がわかりませんがWikiによると2001号車のようです。




特急「宇和海」に乗るべくJR松山駅ホームへ向かうと、側線に顔の丸い8600系電車が留置中でした。2000系アンパンマン気動車(のちにこれに乗ることになる)の陰に隠れていて撮れません。。




アンパンマンが引上線に移動したのを見計らってホーム端に向うも、残念ながら顔を入れた編成写真は撮れませんでした。側面の“SS”のロゴは愛称の「SETOUCHI STREAM EXPRESS」をデザイン化したもののようです。パンタを装備し床下もぎっしりですがいわゆる「クロハ」です。




こんかいもあまり「鉄」していません。代わりにおまけを2題ほど。



松山空港のすぐ近くに古いバスの廃車体があることは知っていましたが、今だ変わらず置いてあるのを発見し、空港行きのバス車内から急いでカメラを出してシャッターを切りました。日野BT51BT71型のようです。ラーメン屋か居酒屋だったようですが、中ドアに板が貼ってあるところをみるとすでに閉店した模様。解体の日も近いのかな?今時この型式が残存しているのは貴重なんですけどね~




で、最後は飛行機です(笑)。T字尾翼のスタイリッシュな小型ジェット機、J-AIRのボンバルディアCRJ200です。なんかトランプさんが乗ってそう。トーイングトラクターもなしでどうやって出ていくのかと思ったら・・・。小型機のランプアウトシーンて初めて見ましたが感動! 尺が長いので動画はちょっと巻いてます(笑)。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行モハ7000形の製作2

$
0
0
こんばんは。小高のキットを少しずつ組んでいます。今回はドアと内貼りを貼り込みました。


まずは、1回目のサフを吹いてあった車体を#600の耐水ペーパーでカラ砥ぎします。側板、妻板とも両端下部の“継ぎ足し”した箇所は瞬着が盛ってあるので、下地がけば立つくらいに強めにかけておきます。




ドアはKSモデルの真鍮エッチング製。中桟のないHゴム支持のタイプです。プレスボードは硬いので、内貼りは薄手の#300スノーマットとしました。ドアとほぼ同じ厚さなので、ドア部を削ったり、逆に薄紙を挟んだりといった調整なしで、ヒノキ補強材を貼ることができます。窓サッシはアルミなので塗装後に貼ります。




表から見るとこんな感じ。シル・ヘッダー以外のリベット表現が捨てきれませんが・・・。いや、諦めましょう。割り切り割り切り。。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行モハ7000形の製作3

$
0
0
こんばんは。車体の補強材の高さを決めるため、下回りを少しだけ組むことにしました。


7000形はM+T2両編成なので、片軸モーターを使った片台車駆動として、17m級の短い車体からくるドライブシャフトまわりの窮屈さを少しでも緩和するようにします。ベースが旧国なので車輪径は910mm(1/80で11.5mm)で、金属床板でないと床下のクリアランスがきついのですが、床下面を車体裾より1mm高くなるように取り付けることにして、床板はキット付属の木製床板を使用することにしました。

それでもMPギヤの頭が接触するため、元々開いているモーター穴を使ってこれを逃げ、t0.8mm真鍮板から切り出した自家製ボルスターを橋渡ししてここに台車を取り付けるようにします。なお台車は日光モデルのDT11を使用し、動力台車側のみMPボルスターに交換しておきます。




一方、付随台車側はオリジナルのボルスターのままとし、たまたまストックのあったフジモデルの「カトー台車マクラバリ(アダチ製ボギー車用)」という厚さが2mmくらいの芯皿パーツを挟み、通常の段付きセンターピンで固定することにしました。




横から見るとこんな感じで、床板と車輪のクリアランスも十分取れています。




モーターは秋葉原で買い求めたFK-135SHなる型番のバルク品を使い、エンドウのユニバーサルジョイントを介して台車を駆動します。写真では床上に所狭しと並んでいるパーツはすべて床下に収納します(笑)。モーターはEN-22より小さく、床板も少し上に付くことになるため、モーター上面が床面とほぼツライチになるようにマウントできるのではないかと期待しています。





よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

KATOの旧国が入線

$
0
0
こんばんは。
今日というかすでに昨日ですが、予約していたブツが届きました。KATOのクモハ41+クハ55のセットです。年末に出張したときに宇部新川で105系やクモハ123を駅撮りして気分が高揚し、帰るや否やヨシャ警戒色を巻いて宇部・小野田線だ!と勢いでポチったわけです。




初期ロットからの変更点でいちばん大きいのは足回りでしょう。走りの渋かったパワトラから、両軸モーターによるノーマルな全軸駆動に変更されました。台車の中はギヤボックスでほぼ一杯ですが、密閉型のはずが、ちょいちょいギヤのお尻がはみ出しています。ホイールベースが長いからギヤが大きくなっちゃうのかな?




そして今回は、形式番号と所属表記以外のレタリングがすべて印刷済みとなりました。車体のモールドはシャープでリベット表現もすっきりしていますが、窓のアクリルパーツはやや“牛乳瓶の底”っぽい感じで厚みが強調され、初期のプラ製品のようなレトロ感が漂っています。




机に置いて愛でていると「そこは警戒色じゃなくてスカイブルーでしょ!」と誰かのささやく声が・・・。天の声には逆らえませんなぁ。97%くらいの確率で大糸線のクモハ60+クハ55に化けると思います。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行モハ7000形の製作4

$
0
0
こんにちは。

節分も過ぎ、次に気になってくるのはバレンタインデー・・・♪

ではなく花粉ブンブン飛びまくりの恐怖ですよ。今年は当たり年らしいので要警戒。個人的には鼻よりも目に来ることが多くなって、ちょっと外を歩くと目がショボショボしてきます。インフルは今のところ回避してますが、花粉症だけはどんなに頑張っても毎年襲いかかってくるので、とにかく軽症で乗り切れるように対策を頑張るのみです。皆さんもお気をつけあれ。


下回りを借り組みして床高さを確定したので再び車体の製作に戻ります。補強材は床板3mmにかさ上げ分1mmを足した4mmの位置に接着しました。




いつもどおり4面を組んでゆきます。




屋根板の幅を詰め過ぎてしまいました。側板1枚分くらいなのでパテでリカバーOKです。




むしろ問題はコチラ。屋根板の反りがひどいです。蒸気を当てて矯正できるほどヤワではなさそうなので、下側を切開して平面に戻すことにしました。




糸のこで切り始めたのですが、金属用の目が細かいのしかなく時間がかかるので、えいやっとばかりノコギリを投入! 反りが大きいので中間2か所に切れ目を入れました。



最後はパキッとかすかに音がする程度に力を加え・・・


のはずがバキッ!となりました。お約束の展開ですなぁ。




両サイドと前後端のカーブを削り出します。図面はないので寸法は目測。イメージだけで削り出すわけですがけっこう楽しい作業です。しかしこれ、切れ目を入れる前にやっとく作業でした。再び"バキッ"の恐怖と闘いながらやる作業じゃありません。はい。




車体と接着完了。経年のキットですから、やはり何らか手がかかる部分は出てきます。新品に置き換えてしまうのも一法ですが、もし修復して使えるのなら、なるべくオリジナル素材を活用したいですね。




のこぎりの切れ目はパテだけでは埋まりそうにないので厚紙を挟みました。ネコ耳状態が可愛いのでしばらくこの状態にしておきます。(!?)




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行モハ7000形の製作5

$
0
0
こんにちは。今日は久々の雨予報・・・。今はまだ曇天です。

モハ7000形は再び床下に戻り、モーターの架装準備と床下機器の取り付けを行いました。


モーター支持金具はt0.5真鍮板からの自作で、基本的な構造は市販のモーターホルダーと一緒です。出力軸側は帯板をL字形に曲げたもの2枚で固定。精度よく作れないので市販品のような「コ」の字形にはしていません。




反対側は軸受の突起にはめ込むタイプで、φ6mmの穴をあけて曲げたものです。




床下機器取付板も紙から自作。t0.5を2枚重ねています。前後端にも貼ってカプラ-やジャンパ栓の取付台座としました。いつもならプラ板を使うところですが、今回はなぜか「紙」の比率が高いです(笑)。




床下機器は手持ち品をかき集めたもの。なんとか1両分確保できました。中央の黒いものはCS5型コントローラーで、恐らく初代モハ7031が積んでいたと思われる小高製です。再び日の目を見ることになりました。旧型国電の床下は基本はあるとはいえ、製造当初からなのか後年の改造かわからない多数のバリエーションがあるので、モハ7031の実車写真をネット検索し極力近づけるようにしました。




電気側です。左端の3つの接触器箱は本当はもっと台車にかかっていると思われますが、16番と小半径運転の悲しさ、台車の回転に支障しないように主抵抗器側に寄せてあります。コントローラーから右側はMGの配置によって2つのパターンがあるようで、この車は反対側にMGを積んでいるので減流抵抗器→遮断器→何かの箱、の順番になっているようです。実は写真で見るとコントローラーと遮断器の間が真っ暗けでわからないのですが、セオリーどおりなら減流抵抗器のはずなのでそうしました。



 
空気側です。空気側といいながらMGもこちらに装備されています。このMGも初代車が使っていた小高製パーツがあったのですが、いかんせん真鍮挽物ののっぺりとしたものなので、エコー製を新調して置き換えました。小さいエアタンクはかなり下側に付くようなので、ヒノキ材で台座を作り、ぐっと下がったスタイルを表現しました。



ところでこのクルマ、床下の塗装は黒だったのでしょうかグレーだったのでしょうか。歴代の富士急車を見ると旧型更新車の3600形も含め基本はグレーのようですが、この7000形に関しては転入当初の写真というのを見たことがなく、自分で撮影したものも含め黒っぽいものが多く、文字通り“グレーゾーン”です。鉄コレはグレーなんですがどこまで信じていいものやら・・・^^;
なにかご存知でしたらご教示ください。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

裏プロジェクト

$
0
0
こんばんは。

富士急の組み立てが始まったばかりなのにまた浮気?

いいえ、これは正規の裏プロジェクトです!(謎)


運輸省規格型電車?




スノーマット#400にプリントします。ペーパールーフの曲げを考えると薄手の#300の方がいいような気もしますが、このテの柱の細い車は強度が出せないので厚い方にしました。プリンタがだいぶ古くなってきたので精度が落ちてきました。A4サイズに2両分ケガいてプリントしているのですが、一番外側どうしで車体長を測ってみると0.5mmくらい差があります。側板下部もほんのわずかに湾曲しているようです。台形というか、極端に言うとバウムクーヘンみたいな形になっているわけです。紙送りのローラーの圧力か摩擦係数が左右で微妙に違ってきているのでしょう。今のところまだ切り抜く時のさじ加減で修正できますが、これ以上大きくなったら買い替えを検討しなければなりません。




デハ+クハの釣り掛け2連。例によって資料ほとんどナシですが楽しい塗装の電車になる予定です。完成すれば・・・ですが。(笑)




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行7000形の製作6

$
0
0
おはようございます。今朝は予報通り雪がチラつきました。

引き続き富士急を作っていきます。今回からクハが仲間入りするのでタイトルからモハを抜きました。7031Fと書いてもいいけど旧型電車では違和感ありすぎます。(笑)固定編成ではありましたけど。。


まずはじめにモハ7031の方から。ジャンパ栓まわりの組み付けは残っていますが、“走り”を確認したくてとりあえず先に動力関係を組むことにしました。前の投稿で床下機器は黒かグレーかという話を書きましたが、一部の写真と歴代車両の実績、そして「私鉄電車なんだから!」という勝手な思い入れを含めてグレーでいくことに決定。しかしカルダン高性能車ではないので、少し暗めのタミヤの『佐世保海軍工廠グレイ』を吹きました。




モーター、ドライブシャフト、台車、そしてウェイトを取り付けます。モーターとウェイトはグレーに塗ると“塊り感”が強調されてしまうと思い黒にしました。台車は今のところ無塗装ですが、仕上げ段階で赤茶系を混ぜたグレーに塗る予定です。




非動力台車への配線は床下を這わせ、芯皿の側面に半田付けしました。




動力台車側へも床下配線しようと目論みましたが、スペースが一杯で断念し床上から配線しました。モーターは床面ぎりぎりで収まったので、ネジの頭や配線をうまく隠せば室内も作れますが、していないということはその気がないということで・・・。(爆)




試運転の結果は一発合格でした。曲線通過も問題なく静かでスムーズです。旧型電車としては静かすぎて物足りない感はありますが。。




車体の方は屋根板の継ぎ目にパテを盛って乾燥中。まだヒケがいっぱいあるので研磨と盛り付けを続けます。





モハが一段落したのでクハ7061にも着手しました。いわみやのサハ17キット組みの廃車体を活用する、という話は前に書いたとおりですが、細部を見ていくと新製という選択肢もチラついて落ち着きません。大きな問題は2つあって、ひとつがこのドア窓。大きい上に横長なのでできれば修正したい。もうひとつは窓サッシ。転属時にアルミサッシ化されているため、このままだと面倒な色指し作業が待っています。最後に別付けとしてスマートにいきたい等々・・・。



究極はシンナー風呂に入れてキット状態から再スタート♪という手もなくはないけど、このままの状態でコテコテいじって無理やり完成に持ち込むのが当工場のスタイルでもあるので、ドアは整形か真鍮製品に置き換えの二択、サッシは塗る!という方向で進めることにして、先に下回りを作っておくことにしました。


床板は、これも奇跡的に残っていた、先代のクハ7061が使っていたものを再利用します。なぜわかったかというと・・・




怪しげな『うずまき』のシール(笑)。どこから拾ってきたかは覚えていませんが貼ったことは覚えていました。たぶんロコモデルのシールに憧れて貼ったのではなかったかな?




少々反りが発生していたので裏返して使用することにします。『うずまき』も保存されて一石二鳥。




床下機器は日光モデルの『旧型制御車用A』を購入したのですが、添付図は20m級のクハ55のもの、実車写真は自分のもネットのも床下が真っ暗け、雑誌・書籍のクハ16の写真も十人十色でバラバラという八方ふさがりの状態。一応、国鉄時代は奇数向き車であったことはわかっているので、判明しなければ標準的な並びでお茶を濁すことにしましょう。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行7000形の製作7

$
0
0
こんばんは。今日は寒~い一日でした。春はまだ遠いですね。


サハ17のクハ7061化ですが、手始めにドア窓の改造を試みました。プレス表現を生かすため、窓の周囲ごと切り取って別パーツを埋め込む方法を試行してみます。もしうまくいかないようなら別の方法を考えます。写真は切り取る範囲をケガいたところ。




ざっくり切り抜きます。定規がすべって上辺が斜めになってしまいましたが、はめ込むパーツを斜めに切ればいいので無問題(いい加減もいいとこ)。




別に窓抜きしておいたパーツをはめ込みます。ちょっと窓が小さかったかな?いや、プレス表現が大き過ぎるのでしょう(責任転嫁)。




裏側はこうなっています。四辺に裏打ちしているため窓セルを貼るのに苦労しそう・・・




パテを盛って乾燥させます。なんと雑な施工。。おおかた削り取ってしまうとはいえ、もっと落ち着いて盛れよっ!ってはなしですよね。




懸案の床下機器は、見えない部分を心の眼で見てエイヤッと配置しました。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

103系の塗装変更の報を聞き思う

$
0
0
こんにちは。
今日は久しぶりに本蓮沼の師匠ことエコーモデルさんで買い物をしてきました。いつもは買うだけ買ったらすぐに出てきてしまっていたのですが、今日は他にお客さんがいなかったので少しだけ余裕をもって店内を見回してみました。車両から地面までトータルの品揃えなのはもちろん、販売品のほかに過去のTMSに載った作品なども展示されていて、いつまで見ていても飽きない至福の空間です。


買ったパーツにまつわる模型話は改めて夜にでも投稿することにして、こちらのブログにちょっと見過ごせない話題が取り上げられていたので、こちらでも私見を述べておきたいと思います。

内容は鉄道博物館に保存されている103系カットモデル(スカイブルー)を、今回の大規模リニューアルに合わせて公募による塗装に変更し、キッズスペースとして開放するというものです(情報はこちら)。まったく気づきませんでしたが、公募開始は1年半前の2015年7月にさかのぼるようです。

大宮の鉄道博物館はJR東海や西日本に先駆けて開館した本格的な鉄道博物館で、その運営姿勢は大いに称賛に値するものと思っていたのですが、今回の取り組みは首をかしげざるを得ません。小さな子供向けのスペースが必要なことは否定しませんが、それがいよいよ稀少になりつつある103系の、しかも地元大宮を発着する京浜東北線にゆかりあるスカイブルー塗装を塗り替えてまで作らなければならないものなのか。本来はレプリカでも作って対応するのが筋でしょう。


茶色一色だった国電が高性能と路線別のカラフルな色彩を手に入れ、安全でわかりやすい「国電ネットワーク」を形成していった過程は、わが国の高度成長期を語る上で大切な出来事です。それらの学習はパネル展示やビデオだけでいいのでしょうか。せっかく生きた教材があるのに模型がカッコよく走っていれば事足りるのでしょうか。


写真は色褪せます。ベストの環境で保管できる恵まれた人は少ないでしょう。自分のコレクションをひっくり返しても、そもそも103系(や101系)を被写体とした写真は少なく(それらを軽んじてたという意味では人の事を言えた立場ではありませんが・・・)、鮮やかなカラーをまとった姿に再会できる場所というのは貴重なのです。


(鶯谷駅を出てゆく京浜東北線南浦和行(高運クハ103)。背景のつつじと駅名を入れた構図を探っている最中なのか、思いっきり人物が入り込んでいる。だいぶ色褪せてしまった/1979年4月)




(菜の花満開の堀端を行くカナリヤイエローの101系/1979年4月,飯田橋~市ヶ谷間)




(つつじと山手線103系/1979年4月,駒込駅)



新しいデザインは水玉模様が103系の活躍した路線カラーというコンセプトだそうですが、イベント列車ならともかく、希少な実車を塗り替えてまでする必要があるのか疑問です。「その車両が最も輝いていた時代をありのまま再現し残す」という博物館の基本的な仕事に逆行するのは、どうかこのプロジェクトで最後にしてほしいものです。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

ク5000を試作する(1)

$
0
0
こんばんは。ク5000を試しに1両作ってみることにしました。先の投稿に書いたエコーモデルへの買出しは、そのパーツを手に入れるためです。


そのひとつがこちら。t=0.8、W=30mmの床板用真鍮板です。W=33mmあたりは他でも手に入りますが30mmとなると限られてきます。工作派の強い味方です。以前にサンプルで4枚買ってあったのですが、なんだかんだで他へ流用してしまったので買い足しました。なにせTR63台車が9両分あるものですから(^^ゞ




もうひとつがこちら。エンドウの付随台車用マクラバリの旧製品です(右3つ)。今やMPボルスター用の製品が主流で、TR63のような旧タイプのボルスターに合うマクラバリはなかなか在庫がありませんが、予想通りこちらのお店で手に入りました。一応、ジャンク箱からストック品をかき集めたら5両分のマクラバリ(芯皿=左下)は確保できたので、これ用のスプリング入りセンターピンも併せて購入しました(左上)。




床板にマクラバリ用の穴を開け、その中間に補強用の2.0×5.0×2.0mmのチャンネルを半田付けします。今回、車体はペーパーとプラが主体なので、土台となる床板はしっかり作ることにしました。脱線防止のため一定の車重を稼ぐ意味もあります。




床面が低く、凹凸のある線路では床にフランジが当たる危険性があるため、車輪が旋回する部分に穴を開けます。φ3.5mmドリルで3か所の隣り合った穴を開け、ニッパーで間を切り取ったあと、ヤスリで円弧状に仕上げました。けっこう手間なのと台車の回転はそれほど大きくないので、これからは穴は2か所にしようと思います。




カプラーはIMONカプラーのHO-101を使用。t=0.3mmの台座を貼ってφ1.4mmビスで取り付けています。1.4mmのタップというのは持っていないので、φ1.2mmドリルで開けた穴にセルフタッピング方式でねじ込みました。




TOMIXのEF64-1000に連結させてカプラー高さが問題ないことを確認。レッドベアともチェックしましたがOKでした。




台車を仮に取り付けます。まだ「ク」の面影は見えず、客車の下回り同然です。




設計では1階の車路の中央部分は真鍮板面より1.5mm高くなりますが、現状ではセンターピンのお尻が4.5mmくらい出っ張っており、仮にこれを切ったとしてもワッシャ、ナットだけでも2mmを超えているので、ここの構造を見直さなければなりません。真鍮床板に直接タップを立て、ベークワッシャやナットをなくしてしまう方法が考えられますが、台車と床板が電気的につながってしまうので車輪の絶縁側を揃える必要があります。照明を入れる車両ではないのでこれで問題ないかと思いますが、なんか不安・・・。




車体はアートボードなどと呼ばれる、ケント紙をコア材の両面に貼り付けた紙を使います。AWと書いてある2枚が側板用でt=1.5mm、Sが2階の床板用でt=1.0mmです。初めて使うので、果たしてカッターでうまく切れるのか、切っているうちに積層が剝がれてくることはないのかなど、こちらも不安要素満載ですが、まずはとにかく1両作ってみて問題点を探ることにしましょう。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村

富士急行7000形の製作8

$
0
0
おはようございます。今日も冷えましたね~


サハ17をクハ7061に改造してるわけなんですが、前回はドア窓の形を整えるのに、窓の周囲ごと切り取って貼り替えるという技を試みました。今回は別の方法として、真鍮パーツに置き換える前提でドアを丸ごと剥がす方法に挑戦したいと思います。


まずはドアの周囲に合わせてカッターを入れドアを剥がし取ります。ここに、ドアの大きさに合わせてカットした真鍮ドアを埋め込んで完成・・・




とすべきだったんですが、真鍮ドアをカットしないでそのまま差し替える方法はどうかと色気を出したのが運のツキ、周囲に残っている部分をカッターやピンセットで剥がすも剥がしきれずギブアップ。。




結局改造はやめて振り出しに戻ることになりました。サハ17よゴメン!




で、いつもどおりワードで作図して出力。




夜明け前の2時間でペーパーキットができました。屋根板は旧作のクハ7061のものが使えそうなので確保。床板に続く復活第二弾です。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村


Viewing all 1329 articles
Browse latest View live