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赤ガエルの身体検査

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トレインギャラリーNAGANOでは素晴らしい大レイアウトと怒涛のコレクションを目の当たりにしたわけですが、そもそもの訪問目的は静態保存されている長電2500系(元東急5000系)の実車観察、別名身体検査をすることでした。

身体検査をするということは・・・?
そう、これを作ります。毎度おなじみの実車を前にした着工挨拶と竣工祈願をしてきました。
花月園のお題、「湘南顔」としてこれをエントリーします。

トレインギャラリーの駐車場脇に静態保存されている2500系C10編成(モハ2510+クハ2560)です。最近再塗装されたようで実に綺麗です。塗り潰されていた「C10」の編成文字も美しく磨き出されました。



モハ2510のサイドビュー。東急時代との外見上の大きな違いはベンチレーターが押込型に交換されたこと。床下機器ともども配置がわかるように真横から撮ってみました。



同車の反対側。畑越しなので木が入ってしまいますが、主抵抗器がMG一体型の強制痛風式のものから自然痛風式に換装されているので、その形状や配置がわかるようにこちらも真横から撮っておきます。近鉄30000系用プラ床下機器の余りパーツが使えそうでニンマリ。。



相棒のクハ2560は少々撮影が難しいです。駐車場側からは顔が撮れず、これは裏手の道路から撮影したもの。顔が道路に飛び出さんばかりの位置に置かれています。



ジャンパ栓の取り付け具合などを確認しておきます。再塗装に際し、ステーからジャンパ栓本体までが綺麗にグレーに塗り分けられたおかげで取付状態が良く分かるので助かりました。



このクハは、長電入線に際し、元のデハ5000形を電装解除したものだとか。同時にMGと蓄電池が相棒のデハから移設されたとのことで、スカスカの床下の中央にMGと付属機器?が吊るされていました。大きさ、形からして、換装した主抵抗器ユニットから剥ぎ取ってきたのではないかと思われます。



めったに見られない張殻構造の車体裾から床下まわりを見てみます。床下機器は確かに普通より内側に寄って架装されていますが、水切りのラインは真下ではなく裾カーブの途中にありました。また、その高さは申し訳程度のもので、これが水切りの役を果たしているのかどうかは疑わしい状況でした。



模型の方ですが、以前に1回書いたとおり、大井町線の晩年編成として東急5200系の中間に挟むつもりで製作していたデハ5117号車を転用します。パンタ台まで作ってあるのでそのままモハに改造します。



そして相棒のクハを新製します。前回の型紙データを先頭車用に書き換えて出力。左下は乗務員室仕切板で、モハ用とあわせて2枚切り出しました。前面は上下分割したものをイモ付け&削り出しにて組み立てる予定。




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